セルフ・カウンセリング
自分の心に出会えるメルマガ


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セルフ・カウンセリング
♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪
( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!)
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第 11 号 2007年 7月 20日
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みなさん、こんにちは。

「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。

みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか?
これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。

私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。

楽しくお読みいただけたら幸いです。

連載になっておりますので、初めての方は、バックナンバー第1号からお読みいただくとわかりやすいと思います。

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「心っていったい何だろう・・・?」

こんな思いを抱いた、猫のミケと犬のゴンは、「自分の心に出会える本」という書物をみつけました。
それを読み解いていく二人。果たして、二人は“自分の心”に出会うことができるのでしょうか?


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「自分の心に出会える本」  渡辺康麿著  より抜粋
(vol 11)

*****理想の実現で自分自身のネウチを確かめる*****

文化的欲求の奥には、自己評価欲求がひそんでいます。

自分の発見をきちんと論文にまとめあげることができた研究者は、深い充実感を覚えます。

自分のイメージどおりに作品を完成させることができた芸術家は、深い充実感を覚えます。

修行によってさとりをひらいた宗教家は、深い充実感を覚えます。

自分の疑問を解決したいという、学問への欲求の裏にも、自分のイメージを形に表わしたいという 芸術への欲求の裏にも、自分の規範を実現したいという道徳への欲求の裏にも、 自分のネウチを確かめたい、という自己評価欲求がひそんでいます。

なぜならば、自分の学問的理解力がより深くなることによって、自分の芸術的表現力がより豊かになることによって、 自分の道徳的実践力がより堅固なものになることによって、自分自身のネウチを、知らず知らずのうちに、確かめているからです。

人間は、自分がもっている可能性をどれだけ実現しているかによって、自分自身のネウチを自己評価しています。

私たちは、自分のもっている可能性を実現できれば、自分のネウチを肯定することができます。

しかし、私たちが、自分のもっている可能性を実現できなかったと思うならば、自分のネウチを否定せざるを得なくなります。

つまり、文化的欲求の奥にも、自分のネウチを確かめたい、という自己評価欲求がひそんでいるのです。

ミケ:

人間にはいろいろな欲求があるけれど。

生活が快適で自然的欲求が満たされても、社会から評価されて社会的欲求が満たされても、 自分の理想を実現して文化的欲求が満たされても、そのことだけだったら、意味が感じられないのかもしれないわね。

ゴン:

うん。

自分の欲求を満たすことで、人は意識するにせよ、しないにせよ、 自分で自分の存在価値を確かめているんだよね。

ミケ:

だから、
ハタから見ると、何不自由なく暮らしているような人でも、内心では死にたいぐらいに悩んでいたりするのよね。

ゴン:

海外に行ったときのことなんだけどね。

日本から見れば信じられないぐらい、国は貧しくて、教育も医療も遅れていて、 社会情勢も不安定な国だったんだけれど。

道ばたで遊んでいた子どもが「僕はとても幸せだ」と言ったんだよ。

ミケ:

私も一つ忘れられない言葉があるの。

うちのおじいちゃんは子どものころから、「大きくなったら、きっと、偉くなって金持ちになってやる」って がんばって、それなりのものは築いた人だったんだけどね。

亡くなるとき私に言ったんだ。

「ミケや。人間てぇのは、意外とつまんねーもんだぁなぁ・・・・・・」って。

そうして、息を引きとったのよ・・・・・・。

ゴン:

そういう話聞くと、人間として、さまざまな欲求をもちながら、 どう生きていくことが本当に幸せなことか、わからなくなってきちゃうね。

ミケ:

健康で、快適な生活で、パートナーに愛されて、友達がいっぱいいて、素敵な趣味や、 素晴らしい活動をしていたとしても、もしその人が、自分で自分をこれでいいと肯定できなかったなら、 幸せには感じられないんでしょうね・・・・・・。

ゴン:

それなのに、自分が不幸なのは、お金がないからだとか、自分を認めてくれる人がいないからだとか、 これといってできることがないからだとか、原因を決めつけてしまってさ。

それさえ得られれば、すべてが解決するって思い込んでしまう・・・・・・
なんてことがよくあるんじゃないかな。

ミケ:

おじいちゃんは、人生はお金がすべてと言ったけれど、 私は、他人の評価がすべてって思ってきたみたい・・・・・・。

ゴン:

何かがすべてになってしまうのは、自分のネウチを確かめたい欲求っていうのが、それだけ強いのかもしれないよね。


*****自分のネウチを肯定したい ―― 根源的欲求*****
心の奥のさまざまな欲求を、大きく三つに分けました。

それは、自然的欲求、社会的欲求、文化的欲求の三つでしたね。

自然的欲求の背後にも、社会的欲求の背後にも、文化的欲求の背後にも、
必ず、自分自身のネウチを肯定したい、という自己評価欲求がひそんでいます。

この自己評価欲求こそが、人の心の一番奥にある根源的な欲求だ、といってよいでしょう。

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心とは何か、ということについて、理論を学んだゴンとミケは、自分の心に出会いたい、と思いました。

けれど、そのためにはいったいどうしたらよいのかが、二人ともさっぱりわかりません。

そこで二人は、セルフ・カウンセリングの講師として、教室を開き、仲間に教えている、 先輩のクマさんのもとを訪ねることにしました。

つづく・・・

・・★・・ 編集後記 ・・★・・

私達は、どんなに恵まれていても、自分で自分をこれでいいと 肯定できなかったなら、幸せを感じることができないんですね。

自分自身のネウチを肯定したい、というこの自己評価欲求こそが、人の心の一番奥にある根源的な欲求なのだ、ということなのでしょう。

さて、心とは何かという理論を学んだゴンとミケは自分の心に出会うためのノウハウを求めてセルフカウンセリング講師のクマさんのもとを訪ねます。

ゴンとミケの自分探しの旅はまだまだ続きます。

次回をどうぞお楽しみに!

なお、ゴンとミケも夏休みということで次回は8月30日の発行になります。

どうぞ、ご了承くださいませ。

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