セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 24 号 2008年 3月 1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ |
みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。 連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1〜22号 「自分の心に出会える本」より 23号〜 新連載「自己形成学の創造」より |
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人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 メルマガ 第23号より、セルフカウンセリング創設者である渡辺康麿氏ご自身の自己形成史を紹介していきたいと思います。 |
********************************** 古希記念論文集 「自己形成学の創造」 渡辺康麿著 より抜粋 ( vol. 2 ) +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ほんとうの自己を求めて +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ |
2.腕力による自己評価の時代 □ ガキ大将になりたい 私の小学生時代は、戦争中でした。 その頃の男の子たちに、「将来、何になりたい?」と尋ねれば、 たいていの子が胸を張って、「僕、陸軍大将」とか「僕、海軍大将」とか答えるような時代でした。 私も時代の子ですから、私の心の中にもおのずから、 男の子は強くなくてはネウチがない、という思いが生まれていたのだと思います。 具体的には、ガキ大将になることが、私にはネウチのあることのように思えたのです。 しかし、ガキ大将になるためには、ケンカが強くなくてはなりません。 それで、自然と腕力の強さで自分のネウチをはかっていたようです。 とにかく、幼稚園時代から小学生低学年時代にかけて、私はケンカばかりしていました。 ある日、ちょっとしたことがきっかけで、学校で一番強いとされていた上級生の大将とケンカになりました。 校庭の真ん中で、大勢の子に囲まれて、1対1で殴り合いのケンカをしました。 今、はやりの言葉で言うと、タイマンをはったわけです。 子どものケンカは、結局、どっちかが泣くまで続くわけです。 泣いた方が負けで、泣かなかった方が勝ちということになります。 この時は、なかなか勝敗がつかず、相手の子も私も鼻血を出して、 顔中血だらけになって、殴り合いを続けました。 そのうち、相手が転んで倒れたので、私はその子の上に馬乗りになって、殴り続けると、相手がついに半ベソを書いたわけです。 それで、このケンカは私の勝ちということになりました。 一番強いとされていた大将を倒したわけですから、それ以来私が学校で一番のガキ大将と認められるようになったわけです。 今ふうに言うと、番長としてみんなから認められたわけですね。 むろん、私の周りには、私を大将としてたてまつる仲間も集まってきました。 いうなれば私にも子分ができたわけです。 □ ケンカに勝つことが真のネウチか? しかし、ある意味で自分の目的が達成されたとたんに、私にはケンカに勝つことが それほどネウチのあることには思えなくなってきたのです。 皆は、たしかに私に敬意は払ってくれているのですが、必ずしも私に好意を持っているわけではないということに、 うすうす気づいていたように思います。 要するに、敬して遠ざけられているという感じで、何かしら落ち着かなかったのです。 それで、こども心にも、既に、これは自分で求めていることと違うという気持ちを持っていました。 |
つづく ・・・ |
次回は、ほんとうの自己を求めて より 3. 運動能力による自己評価の時代をお送りいたします。 |
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