セルフ・カウンセリング
自分の心に出会えるメルマガ


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セルフ・カウンセリング
♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪
( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!)
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第 45 号 2009年 1月 15日
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みなさん、こんにちは。

「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。

みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか?
これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。

私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。

楽しくお読みいただけたら幸いです。

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連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。
   1〜22号   「自分の心に出会える本」より
   23号〜    「自己形成学の創造」より
   32号〜 新連載「セルフ・カウンセリングの方法」より

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人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。
そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。

自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。

セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。

☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆

セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。
家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。
テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。
もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。
専門知識も必要ありません。
自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。
まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。
その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。
そして、相手の気持ちがわかります。
そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。
人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。

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第32号より、セルフ・カウンセリングのプログラムに取り組み、 新たな自己発見をした方々の、体験談を紹介していきます。

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「セルフ・カウンセリングの方法」 渡辺康麿著 より抜粋
(vol . 14 )

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ー セルフ・カウンセリング ケーススタディ 7 ー
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タイトル「部下をうまく指導できない」   [男性・38歳]
        ( ケーススタディ7 − 後半 )

前号からの続きですので、 バックナンバー44号からお読みいただくとわかりやすくなっています。

【記述による発見】

☆★☆相手が感情的になるのを恐れていた☆★☆

記述を読み返してみると、自分の意見を一応、中田に伝えてはいるけれど、 単刀直入には言っていないことに気づきました。
これでは、私の言いたいことは中田には伝わらなかっただろうと思います。
では、なぜ単刀直入に中田に伝えなかったのだろうかと考えてみました。
〈でも、まあ感情的になりたくない。支店でのことをもち出して、考えさせよう〉
〈まあ、ここはまわりからムードをつくってみよう〉
〈これ以上突っ込んでも無駄だろう〉
こういった文から、相手に対して感情的になるべきではないと思っていることがわかります。
では、なぜ感情的になることを避けようとしたのか、思い巡らせてみました。
私は、会社の中で自分の感情に駆られてしまう奴はダメな奴だ、という考えをもっています。
しかし、それだけではなかったのです。
私は記述をもとに、一文ずつ感情や欲求をていねいに洞察してみました。
すると、相手が感情的になると、私の心のうちに恐れの感情が引き起こされてくることに気づきました。
この恐れがあるために、直接的に言えず、まわりから攻めたり、ムードづくりをしたり、 遠回しの言い方をしたりしていたことに気づきました。
中田から「課長、そんなに神経質に応じることないですよ。
課長は、相手に合わせ過ぎじゃないですか」と指摘されたとき、確かに私の心の中でドキリとするものがあったのです。
その恐れは、私の父との関係から生じてきているものではないかと、今、気づきました。

☆★☆父からの影響☆★☆

父は小さな会社を経営していて、私は子供のころから、父が社員を怒鳴りつけている場面を度々、目撃しました。
家庭においても父は、母に対して怒りをぶつけていました。
母は何も言わず、父の言うとおりにしていました。
私は母の苦労を見て、自分は絶対、感情的になるまいと思ってきました。
父のように怒りの感情をそのまま表す人物に出会うと、一方で批判しつつも、他方では恐れを感じていました。
そんなことから相手の怒りを買わないように、自分を合わせてしまう習慣ができてしまっていたのかもしれません。
相手が感情的になることに対して恐れがなければ、今回のこともストレートにこうやってほしいと言えば、すむことだったのだと気づきました。
もし、中田がやりたくないと言ったとしたら佐藤に任せて、中田には別のプロジェクトを任せ、 二人を競わせることで全体の士気を高める工夫もできたと思います。
自分が挫折を感じて気力を失ったのは、失敗したからではなく、自分の気持ちを抑え込んでいたからかもしれないと思います。
というのは、問題が解決したわけでもないのに、今は自分の気持ちが非常に落ち着き、前向きにアイデアが生まれて、やる気力が生まれてきたのを感じるからです。
記述をしたり洞察をしたりする前までは、挫折感にとらわれ、意欲が出なかったのですから不思議です。
やはり、自分の感じていることをそのまま表現できたこと、それを媒介にして自分の中に恐れの気持ちがあったのだと発見できたことが、意欲につながったのだと思います。
今は、自分の深層に潜んでいる恐れと、とことんつきあってみようと思っています。

ケーススタディ 7 おわり

次回は、ケーススタディ8「いくらお客だって許せない」を 2回に渡ってお送りいたします。

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