セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 70 号 2010年 2月 1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。
連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1号〜 「自分の心に出会える本」より 23号〜 「自己形成学の創造」より 32号〜 「セルフ・カウンセリングの方法」より 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より
********************************* 人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 ☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆ セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。 家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。 テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。 もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。 専門知識も必要ありません。 自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。 まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。 その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。 そして、相手の気持ちがわかります。 そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。 ***************************** 「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」 渡辺康麿著 より抜粋 (vol . 9 ) 他人のモノサシ、 自分のモノサシ ー 現代日本人の自己評価の試み ー □人生の究極的目的□ 「人生の究極的目的」 私たちが、私たち自身をリアルに受容できるようになると、他者をリアルに受容できるようになります。 その他者が私たちから受容されていることを受容できると、自己自身をリアルに受容できるようになります。 こうして、自己と他者の間にリアルな交流が可能になります。 私たちが、自己自身をリアルに受容できるようになると、私たちは自己の内部にある葛藤をも、 また自他の間にある葛藤をもリアルに受容することができます。 こうして、創造的な知恵がはたらいてきます。 すなわち、欲求という名の価値基準の無自覚的支配から自由になって、 自己自身をリアルに受容できるようになると、他者をリアルに受容できるようになり、 そして、自己と他者を共に生かすような知恵が生まれてくると言うことができます。 このような自由な愛(言いかえるなら、無条件的な他者および自己の存在受容)に基づく創造性こそが、 人間の本質であると、私は信じています。人間の本来性が、自己超越による、 自己と他者の受容に基づく創造的な活動にあるとするなら、人生の究極的目的は、このような人間の本質を実現してゆくことにあるのではないでしょうか。 よし、それがどんな困難であるとしても・・・。 そして、人生の究極の課題は、このような意味での人間になってゆくことだと、私は思っているのです。 なぜならば、私たちは、人間として生まれてきているのですから・・・。 つづく・・・ 次回は「 自分らしさブームを考える」をお送りいたします。 どうぞ、お楽しみに! ********************************** 【閉じる】 |
Copyright©セルフ・カウンセリング学会/渡辺康麿 「セルフ・カウンセリング®」は登録商標です。 |