セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 73 号 2010年 3月 15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。
連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1号〜 「自分の心に出会える本」より 23号〜 「自己形成学の創造」より 32号〜 「セルフ・カウンセリングの方法」より 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より
********************************* 人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 ☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆ セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。 家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。 テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。 もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。 専門知識も必要ありません。 自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。 まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。 その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。 そして、相手の気持ちがわかります。 そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。 ***************************** 「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」 渡辺康麿著 より抜粋 (vol . 12 ) 他人のモノサシ、 自分のモノサシ ー “自分らしさブーム”を考える ー □ブームの社会的背景□ 前号からの続きですので、バックナンバー71号からお読みいただくとわかりやすくなっています。 (3)第三期 ――― 自分らしさを求めている時期 この時期には、第三次産業革命が起こりはじめています。 いわゆる、コンピュータによる情報革命です。 日本の社会も、欧米先進国と同じように、第二次産業中心の社会から第三次産業中心の社会へと移りつつあると言ってよいでしょう。 第二次産業というのは、物を製造する産業です。 この代表例は重工業です。 それに対して、第三次産業というのは、サービスを提供する産業です。 その代表例として流通業をあげることができるでしょう。 いま、直接、物を製造するのではなく、何らかのサービスを提供して生計を立てる人たちが、ますます増えてきています。 コンピュータ技術の発達に伴って、情報やサービスを提供する人たちがますます増えてゆくでしょう。 製造業の場合でも、同じ型の商品をたくさんつくるという時代から、さまざまな型の商品を少しずつつくるということができる時代に変わってきています。 このことは、私たち消費者にとって、ある一つの商品(たとえば自動車)を買おうという時でも、 さまざまな会社で出しているいろいろな型の商品(自動車)の中から、どれか一つを選ばなくてはならないということを意味しています。 つまり、私たちにとって、商品を選ぶ選択の可能性が、飛躍的に広がってきているわけです。 このことは、必ずしも商品の選択だけには限られません。 もっと重要なことでも、同じような現象が生じています。 たとえば、転職です。 昔は、いったん私たちがある会社に就職したら、一生涯そこに勤めつづけました。 もし途中で私たちが辞めたりなどしたら、「あいつは勤まらなかった」と言われることになるからです。 私たちが、別の会社にあらためて就職するということは、決して容易なことではなかったのです。 また、たとえ運よく別の会社に入ることができても、途中から入った者は、その会社の中で出世することはあまり望めなかったのです。 でも、今はどうでしょうか。 昔とずいぶん違ってきているのではないでしょうか。 いろいろな求人情報誌が出ていて、むしろ、転職することがおおいにすすめられています。 実際、あるサラリーマンの意識調査によると、サラリーマンの九割が、もしほかの人から転職を誘われたら、考えてみたいと言っています。 いずれにしても、職業を変えることは、どんな場合であったもいけないことなのだとは、考えられなくなってきていると言ってよいでしょう。 転婚(?)についても、同じことが言えます。 昔は、ある人と結ばれたら、一生涯その人とともに暮らすということが当たり前でした。 相手の人が病気で死んだ場合は別ですが、もし、結婚相手がまだ生きている間に別れたりなどしたら、 「どこか性格がおかしい」のではないかと言われました。 でも、今はどうしょうか。 もちろん、転婚は転職ほど自由ではありません。 でも、若い人の間でも、また年配の人の間でも、離婚は確実に増えてきています。 離婚した時の年齢にもよりますが、再婚する人も決して少なくないのです。 そして、再婚した場合、前の結婚生活よりも後の結婚生活の方が幸せですと、と言う人が多いのです。 また、ごく最近の傾向としては、いわゆる”結婚”はしないという人たちも現われています。 つまり、男と女のおつきあいをする相手はいても”独身”で生涯通したいという人たちです。 もちろん、こういう人達はまだ日本では少数ですけれど。 言いかえると、転職も、転婚も、もはやタブーではなくなってしまったのです。 つまり、絶対にしてはならないということではなくなったのです。 そのうえ、現実に転職を可能ににする職業斡旋業もあれば、転婚を可能にする結婚斡旋業もあるのです。 お金さえ払えば、新しい職業や新しい結婚をするための情報も手に入れることができます。 つづく・・・ 次回は「自分自身を探して」をお送りいたします。 どうぞ、お楽しみに! ********************************** 【閉じる】 |
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