セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 88 号 2010年 11月 1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。
連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1号〜 「自分の心に出会える本」より 23号〜 「自己形成学の創造」より 32号〜 「セルフ・カウンセリングの方法」より 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より
********************************* 人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 ☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆ セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。 家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。 テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。 もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。 専門知識も必要ありません。 自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。 まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。 その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。 そして、相手の気持ちがわかります。 そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。 ***************************** 「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」 渡辺康麿著 より抜粋 (vol . 26 ) 他人のモノサシ、 自分のモノサシ ー 私の日本人論 ー □日本人論に欠けている根本視点□ いろいろな日本人論を読んでゆくうちに、私は、今までの日本人論には、何かが欠けているという感じを持つようになりました。 たしかに、どの日本人論も、日本人の一面を鋭く突いていると言ってよいのです。 それにもかかわらず、私には、やはり根本的に大切な何かが欠けていると思われたのです。 それが何であるかが、はっきりと私にわかってくるのには年月を要しました。 そして、今、それを一言で言い表わすとしたら、こうなるでしょう。 多くの日本人論に人間形成論的な視点が欠けているということです。 さらに、具体的に言うとしたら、世界とのかかわりの中で、人間がどのように自分自身を形成しているのかという、原理的理解が欠けているということです。 その原理的理解の欠如から、今までの日本人論には二つの欠点が出てきているように、私には思われました。 一つは、外国人と日本人を比べる時、ともすると、違いが強調されすぎるということです。 言いかえると、相違が絶対化されやすいということです。 もう一つのことは、相違の強調と関連しています。 それは、外国人と日本人を比べる時、ともすると、何らかの観点で、優劣が暗示されるということです。 もちろん、どの日本人論も、相違を強調するつもりも、優劣をつけるつもりもないのだと思います。 それにもかかわらず、知らず知らずのうちにそういう傾向が表われてくるということは、それなりの理由があると言わなくてはならないでしょう。 そのわけは、結局、人間形成の原理的理解が欠けているところにあると、私は見たのです。 とすると、私としては、民族の特殊性を超えた普遍的な人間形成の原理を示す必要があるでしょう。 つづく・・・ 次回は「人間形成論とは」つづきをお送りいたします。 どうぞ、お楽しみに! ********************************** 【閉じる】 |
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