セルフ・カウンセリング 自分の心に出会えるメルマガ |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ セルフ・カウンセリング ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪ ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 第 101 号 2011年 5月 15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ みなさん、こんにちは。 「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。 みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか? これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。 私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。 楽しくお読みいただけたら幸いです。
連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。 1号〜 「自分の心に出会える本」より 23号〜 「自己形成学の創造」より 32号〜 「セルフ・カウンセリングの方法」より 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より
********************************* 人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。 そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。 自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。 セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。 ☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆ セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。 家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。 テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。 もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。 専門知識も必要ありません。 自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。 まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。 その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。 そして、相手の気持ちがわかります。 そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。 人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。 ***************************** 「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」 渡辺康麿著 より抜粋 (vol . 40) 子どもたちのSOS ー 不登校 ー □なぜ、行けるようになるのか□ 親が学校へ行けない子どもを学校へ行かせようとしないで、そのまま受け容れはじめると、なぜ子どもは再び学校へ行けるようになるのでしょうか。 親が学校へ行かない子どもを学校へ行かせようとしているかぎり、親はその子どもをダメな子どもとして見ていることになります。 子どもは、学校へ行けないままの自分が親から受け容れられていないことを感じ、家にいても心の奥底で落ち着かなさを感じます。 そして、自分でもまた、学校へ行けない自分をそのまま認めがたく思い、落ち着かない気分が続きます。 その不安から、自分が学校へ行けないのは、自分のせいではなく親のせいだと思うようになります。 自分の存在価値を守ることに必死になるので、自分のことを、あるがままに省みることができなくなります。 しかし、子どもは、学校へ行けない自分がそのまま親から受け容れられていると感じると、少なくとも家の中では落ち着くことができます。 そして、自分でも、あるがままの自分自身を認めることができるようになります。 そうなると、自分が学校へ行けないことをまわりの人(親や先生や友だち)のせいにすることがなくなります。 そうなってはじめて、自分が学校へ行けないことを自分の責任として認めることもできるようになります。 そして、今までの自分の歩みを、あるがままにふりかえることもできるようになります。 その結果、今まで自分がいかにまわりの人に甘えてきたか、また、いかに見えをはってきたかを自覚することができるようになります。 その自覚から、これからは人に甘えず、人に見えをはらず、自分のことは自分でしてゆこうという深い決意が生まれてきます。 実際にも、まず、自分の身のまわりのことを、親から言われてではなく、自分からするようになります。 依存から自立への第一歩が踏み出されたのです。 自分のことが自分でできるようになると、さらには、親の手伝いをも自分から進んでやるようになります。 その中には、今まで口も手も出さず、見守ってくれてきた親の愛への感謝の意味が込められているようです。 自立への第二歩が踏み出せたと言ってもよいでしょう。 自分でも人に役立つことができるのだという自信がつくと、自分にとってイヤなことでも、必要なことであれば、逃げることなく正面から立ち向かおうとする気構えが生まれてきます。 自立への第三歩です。 この気構えができてはじめて、学校の問題にも正面からぶつかり、自分から学校へ行くための準備をし、学校へ出かけて行くのです。 つづく・・・ 次回は「なお残る問題」をお送りいたします。 どうぞ、お楽しみに! ********************************** 【閉じる】 |
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