セルフ・カウンセリング
自分の心に出会えるメルマガ


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セルフ・カウンセリング
♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪
( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!)
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第 128 号 2012年 7月 1日
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みなさん、こんにちは。
「セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪」をお読みいただきありがとうございます。
みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を耳にしたことがおありですか?
これは、渡辺康麿氏が創案した、書いて読む、一人で出来る自己発見法です。
私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、 同氏の著書を連載することにいたしました。
楽しくお読みいただけたら幸いです。


連載になっております。興味のある方は、バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。
  1号〜    「自分の心に出会える本」より
 23号〜    「自己形成学の創造」より
 32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」より
 62号〜 新連載「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」より



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人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、いろいろな経験をします。
そして、その経験を通して、「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいうその人なりのモノサシを形作っていきます。

自分の生い立ちを振り返ることによって、無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、 そのとらわれから自由になっていく方法を自己形成史分析といいます。

セルフ・カウンセリングという方法は、このような、自己形成史分析という自己探求の方法が基礎になっています。

☆★☆セルフ・カウンセリングとは?☆★☆

セルフ・カウンセリングでは、自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。
家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。
テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、相手がいない場面も大切な題材になります。
もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。
専門知識も必要ありません。
自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、時間の順にそのまま書くと、リポートになります。
まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。
その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。
そして、相手の気持ちがわかります。
そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、心を通わせてゆくための知恵が生まれます。
人間関係のすべてに共通する心のからくりを、自分の経験を通して学ぶことができます。


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「自分って何だろう 〜現代日本人の自己形成〜」

渡辺康麿著 より抜粋

(vol . 67)


子どもたちのSOS
ー いじめ ー


□むすび”自分づくり”への新しい一歩□
― 自己形成史分析のめざすもの ―

☆★☆ 私の人間観 ☆★☆ その2

(3)教育は“人づくり”

今まで述べてきた生活領域のほかに、私たちは教育という領域があることを知っています。
しかし、この「教育」という領域は、ほかのどの領域にも属しません。
ということは、教育はほかのどの領域とも結びつくことを意味しています。
たとえば、科学教育、技術教育、政治教育、経済教育、思想(学問)教育、芸術教育、宗教教育、道徳教育というようにです。
もし、私たちが、人間を教育活動という観点から見るならば、人間とは“人づくり”をする存在であると言わなくてはならないでしょう。
“創造性”ということ自体が私たちの価値基準になります。
なぜなら教育の目標は、あらゆる生活領域において新しい何かを創り出すことができる人を育てることにあるからです。

(4)生涯自己教育は“自分づくり”

もし、私たちが人間を自己教育活動という観点からとらえるならば、人間とは“自分づくり”をする存在であると言わなくてはなりません。
その際、私たちの価値基準は“自己超越性”であると言わなくてはならないでしょう。
私は、人間の本質を、自己反省をすることによって新しい自己を形成することのうちに見ています。
一言で言えば「人間とは、無自覚的あるいは自覚的に自己形成してゆく存在である」と定義できるでしょう。
しかし、ここから、私たちのうちに新たな課題が生まれてきます。
すなわち、私たちは、どのような自己を、どのような方法によって形成していくのかという課題です。

つづく・・・

次回は「自己超越的自己形成への道」をお送りいたします。
どうぞ、お楽しみに!

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