※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 137号  2012 年 11月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 2 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             お母さんの自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 母親中心の子育てになった ☆★☆  この変化の第一の現れは、  こういうことではないかと思うのです。  社会が、工業化してくるということは、  一家の働き手である父親の職業がサラリーマンになってゆくということです。  家庭と職場が分かれてくるといってもいいと思います。  つまり、都市であればむろんのこと、  農村でも兼業になってきていますから、  父親は、朝出かけていって、夕方家に帰ってくるということになります。  ですから、その間は、文字どおり家庭には、  父親がいないということになります。  それからまた、日本では、  とりわけ、高度成長期には、  会社の仕事がモーレツに忙しくなりました。  ですから、父親が帰ってくる時間も、  しだいに遅くなってゆきました。  帰ってくるのがいつも12時過ぎなので、  父親は、午前様などと呼ばれたりするようになりました。    それから、会社が全国規模になると、  単身赴任ということが起こってきます。  そうすると、  父親は一週間に一回だけ家に帰ってくる感じになります。  さらには、  会社が海外に進出していくと、  海外派遣ということも起こってきます。  そうなると、  父親は、3か月に一回だけ、  家に帰ってくるというようなことになるわけです。  つまり、  文字どおり、  父親が家庭にいる時がなくなってきたということです。  このことは、  いったい、  子育てにとって、  何を意味するのでしょうか?    これは、逆に言うと、  子どものしつけ役をするのが、  もっぱらお母さんの役目になって来たということを意味します。  つまり、  子育てが母親中心に変って来たわけなんです。  好むと好まざるとにかかわらず、  事実上、お母さんが子どもと関わる時間は、  お父さんが子どもと関わる時間より、  はるかに多くなってきたのです。  そうなると、  やはり、子育てにも変化が生じてくるわけです。    もちろん、  父親も母親も、  子育てに関してぜんぜん違わないのだという人もいます。  確かに違わない面はたくさんあります。  でも、  違う面もないわけではないのです。    一番大きな違いは何かというと、  母親の方が父親よりもだいたい10か月も前から、  おなかの中で子どもとつきあいを始めているわけです。  ですから、  子どもが生まれてきても、  母親には、生まれた瞬間から、  この子は自分の子どもだという、  はっきりした実感があります。  でも、父親にとっては、  この子が自分の子どもだという実感がちゃんと生じてくるまでには、  多少の時間がかかります。  このことを言いかえますと、  母親に比べると、  父親には、  初めから、  子どもとの間に距離があるということです。  つまり、母親と父親とでは、  子どものとの一体感の強さが違うということです。  現代社会では、  子育ての主役が母親になったとすれば、  子どもにとっては、  母親から手出し口出しをされることが多くなった  ということを意味しています。  これが、  まず第一の、  工業化による家庭の影響です。                     つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  木々の葉が、変化する秋を迎えています。  一年の四季の変化の中にあるのですね。  今月から新連載のメルマガをお届けしながら、  内容に自分を照らし合わせている「私《がいます。  私は、夫とどのように関わってきたかしら。  私は、子どもとどのように関わってきたかしら。  私は、子育てをどのように考えてきたかしら。  私は、その時々、どのような思いを抱いていたかしら。etc.  目まぐるしく変化する生活の中で、  ちょっと立ち止まって、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング3級セミナーのご案内 ☆★☆    葛藤対処力を高めることができます!  「困ったな、どうしよう《と思うとき、そこには葛藤が潜んでいます。  3級では、複雑な人間関係の中で生じた  コミュニケーション・ギャップをどう乗り越えるか、その乗り越え方を発想します。  どんなに人間関係が複雑であろうと、どんなに込み入った話であろうと、  葛藤をしっかりと受けとめ、  コミュニケーションを成立させる4つのステップを踏んでいけば、  必ず、よりよいコミュニケーションへの道が開かれていくことを  実感されることでしょう。  開催日時 2012年 11月 24日(日)10:00~17:00         会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/ADSC/semi/2012/20121124_com3.html  ☆★☆ 就活に役立つ! 就活生のための      コミュニケーション力向上セミナーのご案内 ☆★☆  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会は、  厳しい就職活動に臨んでいる学生の皆さんを対象に、  就活セミナーを無料開催いたします。  就活に役立つ本当のコミュニケーション力をつけてみませんか?  ~~~ トレーニングの内容 ~~~  (1) 自己分析    過去から現在までの自分の歴史    今現在の自分の気持ちの振り返り  (2) 面接におけるコミュニケーション    面接官の意図をくみとり、    自分の考えを適切に伝えるトレーニング   いずれも、 セルフ・カウンセリング®の理論と方法にもとづいた   フォーマットへの書き込み、発表。   グループディスカッションによるトレーニングあり。  開催日時 2012年  12月 2日(日曜日)        2012年  12月15日(土曜日)  会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  参加費  無料  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/ADSC/semi/2012/201212_rec.html       セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************