※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 143号  2013 年 2月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 8 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             お母さんの自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 人は、自分のネウチを肯定したいのだ ☆★☆  ちょっと脱線します。    私は、長い間、カウンセラーをやってきて、  たくさんの人たちの悩みに直面してきました。  その悩みというのは、  その人その人によって、  当然違っています。  けれども、結局は、  私たちの悩みというのは、  自分はこれがほしい、  だけど、それが得られないということなのだと思います。  また、こうなりたい、  だけど、そうならない、ということなのだと思います。  結局は、なにかを求めて、  それが得られないとき、悩みが生まれる、  ということになるわけです。  カウンセラーの私にとって、  私たち人間が最終的に求めているものはいったい何なのか、  ということは、とても大きな問題でした。    これから申し上げることは、  その問題に対する、  私個人の結論です。  したがって、  皆さん方はそれをそのまま取り入れる必要はありません。  一つの参考意見として聞いて頂ければ、と思います。    私たちは、  自分の命を保ちたいという思いを、  常に抱いています。  おなかがすけば、  何かが食べたい、と思いますし、  のどがかわけば、  何かを飲みたいと思うわけです。  そうすることが、命を保つ上で必要だからです。    でも、人間の場合は、  それだけではないのです。  よりよく生きたいとか、  よりよく暮らしたいとかという気持ちがあるのです。  この「よりよく《ということは、  結局、自分の人生を少しでも価値ある人生にしたい、  価値のない人生にしたくないということです。    もうちょっと突きつめて言うと、  結局、  私たちは、自分の存在価値を肯定したい、  否定されたくないのだということになります。  まさに、この自分のネウチという問題が、  私たち人間の最大の関心事だと言ってよいのではないかと、  私は思うのです。    私たちは、  いつでも、  どこでも、  自分のネウチというものを確かめずにいられないのです。    そのように私は考えています。                       つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  立春を過ぎ、  空の色が変化しているように感じます。  2月、どのようにお過ごしでしょうか。  私たちは、その場その時、  さまざまを思いを抱いています。  刻々と変わる自分自身の思いを、  ちょっと立ちどまって、  思い返してみてはいかがでしょうか。    何が思い出されるでしょうか。  どのようなエピソードを思い起こされるでしょうか。  いたるところに思い出すきっかけはありそうです。  目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!  皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************