※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 147号  2013 年 4月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 12 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             お母さんの自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 自分の言うとおりにしない子どもをマイナス評価する ☆★☆  もう一回繰り返します。    一番目。  今や子育ての全権は、  お母さんに委ねられているということです。    二番目。    お母さんが暇になってきたということです。    三番目。  子どもの数が少なくなってきたということです。    そして、四番目。  お母さんは、  子どもの出来具合で自分のネウチを確かめているということです。    とすると、  お母さんの子どもに対する手出し口出しが、  ひとりでに増えていったとしても、  決して上思議ではないわけです。    そうすると、  どういう問題が起こってくるのでしょうか。  もし、  お母さんがそのことについて何の反省もないとなると、  どうなるのでしょうか。    お母さんは、  わが子が何でもできるようになることを期待しているわけです。  そのお母さんの期待に、  子どもが応えられないと、  お母さんはその子どもに対して肯定できなくなるわけです。  否定せざるをえなくなるわけです。  それで、  お母さんはそういう子どもを何とかできるようにしようとして、  絶えず子どもに手出し口出しをするようになるわけです。    たとえば、お母さんが、  子どもに一番多く言うせりふは「何々しなさい《というせりふですね。  これは命令です。  命令ほど強くなくても  、お母さんはよく「何々したらどうなの《と指示します。  そうなると、  子どもはどうなるのでしょうか?    お母さんから口を出されれば出されるほど、  子どもは自分の頭で考えることができなくなっていきます。  なぜかというと、  子どもが自分で問題を発見するのではなくて、  親の方が子どもの問題を先取りして指摘するわけですから・・・。  子どもは、  自分で問題をみつけることができなくなってしまうのです。  ですから、  やる気も起こりにくくなってくるわけです。    もし、  お母さんが子どもに「やりなさい《と言って、  子どもがやらなくなったとします。  そうすると、どうなるでしょうか?    たいていのお母さんは、  自分が子どもに言っていることが正しいと信じきっています。  それで、  子どもが自分の言うとおりにやらないと、  「何度言ったら分かるの《とか  「さつさとやりなさい《とか言うことになります。  つまり、  自分の言うとおりにしない子どもに対して、  マイナス評価するわけです。  たとえば、  「何度言ったら分かるの《とか、  「さっさとやりなさい《とか言うことは、    子どもに向かって  「あなたはほんとうに頭が悪いわね《とか、  「あなたはほんとに怠けものね《と、  暗に言っていることになります。  それで、  子どもは自分のネウチに自信が持てなくなるわけです。                     つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  季節の変化とともに、  進級、新入の時を迎えています。  新たな気持ちで、  ワクワクしたり、  ハラハラしたり、  ドキドキしたり、  さまざまな思いを抱くことでしょう。  ちょっと立ちどまって、  自分の気持ちの変化を、  振りかえってみてはいかがでしょうか。    目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!  皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 第13回、大阪研究発表大会のお知らせ ☆★☆  生涯学習セルフ・カウンセリング学会の  第13回、大阪研究発表大会が下記のとおり開催されます。  この会では、生涯学習セルフ・カウンセリング学会会長、  渡辺康麿のお話を直接聴くことができます。  今、学んでいる方も、これから学ぼうとしている方も、  相互の交流を深める良い機会です。  大会での発表は、セルフ・カウンセリングを通して、  自己探究に取り組んだ方たちの体験報告です。  今までセルフ・カウンセリングに触れたことのない方にとっても、  分かりやすい内容になっています。  他の方の体験を聞くことで、  自己発見の手がかりを得ることができます。  ぜひ、この機会に、ご家族やお友達を誘っておいでください。  皆様のご参加を心よりお待ちしております。    開催日時 2013年  8月3日(土曜日)     会 場  大阪科学技術センタービル   主 催  生涯学習セルフ・カウンセリング学会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2013/osaka_1308.html  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************