※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 155号  2013 年 8月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 20 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             お母さんの自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 子どもの心が見えてくる ☆★☆  そう決心したものの、困ってしまいました。  お母さんは、ノウハウを聞きに、私のところにやって来るのですから・・・。    ところが、意外なところから解決策が生まれて来たのです。  ある時、登校拒否の女の子を持っているお母さんが、  とても真剣な顔で、私にこう言ったのです。  「先生、お願いがあるのです。  先生に会って2~3日は、  落ち着いた気持ちでいられるのですが、  3~4日たつともうダメなんです。  子どもがごろごろしてテレビを見ていると、  この先いったいどうなるんだろうかと、  たまらなく上安になってしまうんです。  それで、言っちゃならないと思いながら  『いつまで休んでれば気が済むの』などと嫌味を言ってしまうんです。  すると、子どもはムッとした顔で自分の部屋に閉じこもってしまうんです。  先生、私のために毎日会って頂けないでしょうか《と。    いくら、そのお母さんから毎日会ってほしいと頼まれても、実際にはできない相談です。  でも、そのあまりに真剣なお母さんの顔を見て、お気の毒に思い、  何とかならないかと考えていた時、ふと思いついたのです。  「お母さん、私に毎日会ったつもりになって、  その日に起こった出来事を私に書き送ってみませんか。  必ず読んでおきますから《と言ったのです。  そうしたら、そのお母さんは、  几帳面な方で本当に毎日書き送って来たのです。    最初の頃の手紙には、  自分の気持ちばかり書かれていました。  週に一回お母さんと会った時、  その手紙を見ながら、  私が「ところで、その時お子さんの様子はどうだったでしょうか《と聞いても、  お母さんは子どもの様子が全く思い出せないのです。  自分の感情にとらわれていて、  子どもの様子を全く見てないので、  思い出したくても思い出せないのです。    けれども手紙のやりとりを続けるうちに、  そのお母さんとしては、  「子どもの様子を書かなきゃいけない《と思うので、    自分が何か言う前に、  ちょっと子どもの様子を見るようになります。  そうすると子どもの様子から、  子どもの気持ちがほんの少しでもみえてくるのです。  ただ単に、子どもがごろごろしているのではなくて、  子どもなりに上安に苦しんでいるんだという事も見えてくるわけです。    そして、  お母さんの書き方がだんだん具体的になってきました。  また、  お母さん自身でもいろいろな事に気がつくようになってきました。  たとえば、  お母さんに子どもに「何々しなさい《と命ずるのと、  「何々してくれる?《と頼むのとでは、  子どもの反応が全く違うというような事にです。                     つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  生涯学習セルフ・カウンセリング学会と  東京学芸大学の産学共同研究「夏期研修会《に参加しました。  身の回りの人々との関わり、  物事との関わりを考える機会になりました。  夏の盛りの頃を迎えて、  「蝉《が盛んに鳴く声を聞きながら、  ひと夏を生ききろうとする、  自然の営みを感じています。  ちょっと立ちどまって、  自分の気持ちの変化を、  振りかえってみてはいかがでしょうか。    目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 第48回 研究発表大会のお知らせ ☆★☆  生涯学習セルフ・カウンセリング学会の  第48回、研究発表大会が下記のとおり開催されます。 この大会は、セルフ・カウンセリングを学んでおられる方の、  研究による発見の発表を聴き、交流を深めることができる良い機会です。 また、セルフ・カウンセリングの創案者であり、  会長である渡辺康麿先生の講演を聴くことができます。 皆様のご参加をお待ちしております。  開催日時 2013年 10月 6日(日曜日)     会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  生涯学習セルフ・カウンセリング学会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2013/taikai_2013.html  ☆★☆ セルフ・カウンセリングによる   コミュニケーション・トレーニング4級セミナーのご案内 ☆★☆     セルフ・カウンセリングによるコミュニケーション・トレーニング                        (通称:コミトレ)    言葉の奥にある心のやりとりを理解できます!  私たちは必ず何かを感じて、言葉を発しています。  でも、日常の中での言葉のやりとりは一瞬のうちに消えてなくなってしまいます。  「自分の言いたいことが、なかなか相手に伝わらない…《  「相手の気持ちがわからない…《  と思っても、そのままに過ごしてしまう日常をかえてみませんか?  消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  言葉の背後にある気持ちを理解することで、相手の気持ちを思いやりながら、  自分の気持ちを伝える方法が身につきます。  自分の気持ちを上手に相手に伝えることができるようになると、  人との関わりも楽になり、  仕事もこれまで以上にスムーズに行えるようになっていくでしょう。  満足度98%のこのトレーニングにあなたもチャレンジしてみませんか。    開催日時 2013年 10月 26日(土)10:00~17:00          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/ADSC/semi/2013/0615_com4.html  ☆★☆ セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング3級セミナーのご案内 ☆★☆    葛藤対処力を高めることができます!  「困ったな、どうしよう《と思うとき、そこには葛藤が潜んでいます。  3級では、複雑な人間関係の中で生じた  コミュニケーション・ギャップをどう乗り越えるか、その乗り越え方を発想します。  どんなに人間関係が複雑であろうと、どんなに込み入った話であろうと、  葛藤をしっかりと受けとめ、コミュニケーションを成立させる4つのステップを踏んでいけば、  必ず、よりよいコミュニケーションへの道が開かれていくことを実感されることでしょう。  開催日時 2013年 11月 23日(土)10:00~17:00  会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/ADSC/semi/2013/0713_com3.html  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************