※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 159号  2013 年 10月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 24 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             お母さんの自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 親離れ、子離れの線を大事に ☆★☆  一番大事なことは用紙の真ん中に線が入っているということです。  私は、これを親離れ子離れの線と呼んでいるのです。    向かって左側に、  子どもの言ったこと、したことを書きます。  右側に、  自分が思ったこと、言ったこと、したことを書くのです。  子どもの欄には、  言ったことと、   したことだけがあって、  思ったことがありません。  なぜなら、  子どもが思ったということは、  子どもが思っただろうと私が推測したことだからです。  したがって、私の欄に書きます。    子どもが本当にどう思っているかは、  子どもに聞かない限り分からないのです。  でも、たいていのお母さんはそう思わないのです。    子どもがこう思っているだろうと自分が思ったことが、  そのまま子どもが思っていることだと無意識的に決め込んでいるのです。    書き方にルールがあります。  そのルールは三つです。    一番目のルールは、  できるだけ具体的に書くというルールです。  あるお母さんが、子どもがいたずらしたかと書いたとします。  この書き方は、とても抽象的な書き方です。    たとえば、  子どもが人差し指をつっこんで障子に穴を開けたと書いたとしたら、  それは、さきほどより具体的になった、と言えるでしょう。    「いたずら《ととらえるのは、大人の見かたです。  子どもに障子に穴を開けられたりすると、大人が困るわけです。  大人にとっては、  都合の悪い遊びだから「いたずら《と見るのです。  でも、  子どもは自分がいたずらしているとは思っていません。  子どもは面白いからやっているだけなのです。  探求活動だと言ってもいいでしょう。  ここでも、  すでに大人と子どもの間のくい違いがあるわけです。  お母さんは、よく、  いたずらをしたから子どもも叱ったなどと書きます。    この叱ったという書き方も、とても抽象的なのです。  本当は、  障子がダメになってしまったので、腹がたち、  その腹だちを子どもにぶつけただけなのかもしれません。  「そういういたずらは、いちゃいけないと言ったでしょ!  何度言ったら分かるの!  おまえは、ほんとうにいたずらなんだから!《と書いたとしたら、  多少具体的になったと言えるでしょう。  それから、  “ので”とか“から”とかいうような接続詞は全部取ってしまうのです。  接続詞でつなげると、  子どもとお母さんとの気持ちのくい違いが見えなくなってしまうのです。  お母さんは、よくこんなふうに書きます。  “子どもが私のいうことを聞かなかったので、  私は叱った”というように・・・。    こう書くと、  知らず知らずのうちに、子どもが悪くて、  私は善いということになってしまうわけです。  たいてい、私たちは自分の都合の良いようにつなげてしまうのです。    二番目のルールは、  できるだけ、時間の順序にしたがって書くというルールです。    三番目のルールは、  相手の行動と自分の行動とを交互に書くというルールです。  この三つのどのルールも具体的に書くことを目指しています。                    つづく・・・  ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  秋の気配が深まり、  金木犀が満開の時を迎えています。  木々の紅葉がすすんでいきます。  一方で、10年に一度の大型台風が接近しています。    自分と自分の身の周りに気を配り、  落ち着いて過ごしたいものです。  ちょっと立ちどまって、  自分の気持ちの変化を、  振りかえってみてはいかがでしょうか。    目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ セルフ・カウンセリングによる   コミュニケーション・トレーニング4級セミナーのご案内 ☆★☆     セルフ・カウンセリングによるコミュニケーション・トレーニング                        (通称:コミトレ)    言葉の奥にある心のやりとりを理解できます!  私たちは必ず何かを感じて、言葉を発しています。  でも、日常の中での言葉のやりとりは一瞬のうちに消えてなくなってしまいます。  「自分の言いたいことが、なかなか相手に伝わらない…《  「相手の気持ちがわからない…《  と思っても、そのままに過ごしてしまう日常をかえてみませんか?  消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  言葉の背後にある気持ちを理解することで、相手の気持ちを思いやりながら、  自分の気持ちを伝える方法が身につきます。  自分の気持ちを上手に相手に伝えることができるようになると、  人との関わりも楽になり、  仕事もこれまで以上にスムーズに行えるようになっていくでしょう。  満足度98%のこのトレーニングにあなたもチャレンジしてみませんか。    開催日時 2013年 10月 26日(土)10:00~17:00          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/ADSC/semi/2013/0615_com4.html  ☆★☆ セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング3級セミナーのご案内 ☆★☆    葛藤対処力を高めることができます!  「困ったな、どうしよう《と思うとき、そこには葛藤が潜んでいます。  3級では、複雑な人間関係の中で生じた  コミュニケーション・ギャップをどう乗り越えるか、その乗り越え方を発想します。  どんなに人間関係が複雑であろうと、どんなに込み入った話であろうと、  葛藤をしっかりと受けとめ、コミュニケーションを成立させる4つのステップを踏んでいけば、  必ず、よりよいコミュニケーションへの道が開かれていくことを実感されることでしょう。  開催日時 2013年 11月 23日(土)10:00~17:00  会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/ADSC/semi/2013/0713_com3.html  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************