※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 162号  2013 年 12月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 27 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             お母さんの自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 子育てのモットー ☆★☆  先生のお話はよく分かった。  でも、書くのはやっぱり面倒だ、    本を読むのもちょっとおっくうだという方もいらっしゃるかもしれません。  ご用とお急ぎのかたのために私の作った、  子育てのモツトー(格言)というのがあります。  最後にそれを紹介しておきたいと思います。  何か一つぐらい、  おみやげに持って帰ってほしいのです。  このモットーは、  いつでもどこでも、  誰に対しても当てはまります。  それは大きく三つの部分に分かれます。  はじめの部分は  “すぐ手を出すな、口出すな!”です。  大事なのは、  “すぐ”ということです。  私たちが“すぐ”にやってしまいたいと思うときは、  だいたい、自分の衝動や情動にかられている時なのです。  つづいて、  “ちょっと待て”です。  ここがターニング・ポイントです。  ちょっと待つだけが良いのです。  そして、終わりの部分が  “よく見、よく聞き、よく考えよ”です。  “よく見る”ということは  子どもの様子をよく見るということです。  “よく聞く”ということは、  子どもの声を“よく聞く”ということです。  “よく考えよ”ということは、  子どもの心をよく思いやることです。  子どもの心を思いやるだけはなく、  さらに自分の心をもよくつきとめておくことが、  とても大事です。  自分を反省するといっても、  自分を悪い母親だとせめる必要は全くないのです。  もちろん、  自分をよい母親だとうぬぼれる必要もありません。  ただ、自分の子どもに対するかかわりを、  あるがままに、  肯定も否定もしないで、  しっかり見つめることが大事なのです。  そうすれば、  どうしたらよいかという知恵は自然にお母さんの内側から湧いてきます。  泉のようにこんこんと湧いて出てくるのです。  そういう自主的で、  創造的な子育てをしてほしいものですね。  かけがえのないお母さんがあり、  かけがえのないお子さんなのですから・・・。  一人一人のお子さんとのかかわりの中から、  お母さん自身が自分なりの子育ての仕方を発見していってほしいと思います。  愛情というものは、  本来、ユニークなものなのです。  この、ひとりでできる自己発見法は、  お母さんとお子さんの間で、  独自の、かけがえのない、  心のふれあいをしていくための一つの方法なのです。  長い時間、お聞き頂いてありがとうございました。                        つづく・・・    次回は    「 先生の自己発見 《    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************