※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 164号  2014 年 1月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 29 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             先生の自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ K先生との出会い ☆★☆  K先生とは、  私が二番目の大学に入った時、知り合いました。  彼は社会福祉学科から教育学科3年生へ転じてきていました。  一方、私は、30歳を過ぎてから教育学科の学生になったのです。  私は、教育学科の3年生に編入してきていました。    彼に初めて会った時、  彼が、周りの学生を少し見下ろしているなという感じを私は受けました。  でも、その奥には何か劣等感が潜んでいるのではないかとも  私には感じられました。  そのことを、彼に言おうか言うまいかずいぶん迷っていたのですけれども、  あるとき思い切って踏み込んで指摘してみたのです。  今でも覚えていますけれども、  どういうわけか駅のホームで、  彼が帰り際に私につっかかってきたのです。  そのとき、私がひとこと言ったことが、  彼としてはよっぽどショックだったのでしょう。  そのホームの端にしゃがんで、突然泣き出してしまったのです。  私はそのまましばらく彼のそばに立っていました。  けれども、あまりそばにいてもかえっていけないと思って、  彼をそこに残して、そのまま家に帰って来たのです。  それから後、彼の内には、  私に近付きたい気持ちと私から遠ざかりたい気持ちとが  交互に生じていたようです。  彼は、そんなアンビバレントな気持ちに悩まされたようです。  それは、彼が後で話してくれたことですから・・・。    ある時、私は、  彼にセルフ・カウンセリングをすることを勧めました。  彼は非常に迷った挙句についにやってみようと決心しました。  私は千葉の民宿の一室を借りて、約15日間ぐらい、  彼のセルフ・カウンセリングをお手伝いしたのです。    その頃の彼は、  学生運動とか、  社会福祉運動とか、  児童文化活動とかやっていたのですけれども、  どこかにいつでも上安があったのです。  そういう活動をやっている自分はネウチがあるのだと  自分自身に言いきかせているようなところがあったのです。  つまり、そういう活動は、  彼は、自分の存在証明をするためにやっているというところがあったのです。    彼は、  自分自身をありのままに見つめることで、  そんな自分の気持ちに気づくことができました。                        つづく・・・    次回は    「 どう教えたらいいか、分からない 《    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************