※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 170号  2014 年 4月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~ 新連載「大人の自己発見・子どもの再発見《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「 大人の自己発見・子どもの再発見 《                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 35 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++             先生の自己発見                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 第二の転機 ☆★☆    それから第二の転機となる事件が起こります。  「ある日A君は誤って給食のおかずを、  食器ごと床の上に落としてしまった。  どうするかと思って見ていると、  机の横にしゃがみ込んで散らばったおかずを見ている。  そのうち何とかするだろうと思っていると、  いつまでもニヤニヤ笑ってしゃがんだままだ《。  ここもおもしろいところです。  番長として、  そんなものを拾うのは格好悪いものです。  「いつもの私ならカッと来るのだが、  そのときのA君の様子が私に何となくおかしく思われた。  A君は確かに自分の失敗に困惑しているんだ。  その自分の困惑を隠すためにニヤニヤしているんだ。  私にはその気持ちがわかった《。  子どもの気持ちがわかるか、  わからないかなのです。  子どもの気持ちが汲み取れない場合は  必ず外から強制するという形をとってしまうのです。  好むと好まざるにかかわらず・・・。  子どもの気持ちを汲みとれる能力の訓練がなくては、  ほかの何をしてもだめだろうというふうに私は思います。  「私はぞうきんを2枚持ってA君のそばに行き、  笑いながら『こうやってとっちゃえばいいじゃん』と言って  おかずをくるみ、  A君を置いてサッサッと廊下の流し場に持って行った。  そこでぞうきんを洗っていると、  A君がいつの間にか私の後ろに来て、  きまり悪そうに立っている。  私はいやがらせで洗っているわけではないので、  『これを洗えば』とぞうきんを1枚渡した。  A君はうなずいて私の横で洗い始めた《。  A君の、非常に素直な一面が現れています。  K先生に構えるところが何もないからです。    それから次に、  A君が手を挙げるようになります。  それまで、A君はなかなか手を挙げなかったのです。  よく見ていると、  A君は、何かノートを一生懸命隠している感じなのです。  彼には、A君ができないことを恥じているのだなとわかります。  だから、  「何もできなくたっていいんだよ。  遊びのつもりでやろう《と  彼は声をかけるのです。    あるとき、A君が手を挙げたのです。  彼は、すぐに見つけてA君を指します。  すると、A君はできたのです。  そのときから、  A君は時々教卓のそばへ来ては、  「あのね、雷が鳴ったらカヤの中に入れというのは、  カヤの中は部屋の真ん中だから安全だという意味だよ《というように  言いに来るようになります。                          つづく・・・    次回は    「 第三の転機 《    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 2014年度 やすまろ先生の呼びかけ塾 ☆★☆                  全自己形成史学コース  全自己形成史学の講座が開かれて、3年目にはいりました。  やすまろ先生が長い間あたためてきた方法を用いて、  引き続き自己探求を進めてゆきます。    実習コースと理論聴講コースに分けられています。    やすまろ先生の講義から、全自己形成史学の理論と方法の意味を学びます。    今年度は、誰でもが、すぐに参加できる新しいカリキュラムを用意しています。     継続の方はもちろん、  新入生(記述とその発見を一回書いたことのある方なら、参加可能です)も   このチャンスをお見逃しなく!!     ご一緒に学んでゆきましょう。  詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2014/yasu_jiko1.html  ☆★☆ 昭和女子大学オープンカレッジの講座       セルフ・カウンセリングへの招待  ☆★☆     2014年度、4月~6月、受講生募集のお知らせ  セルフ・カウンセリングは、かけがえのない人生を、  よりよく生きることを願っている人のための、 一人でできる自己発見法です。  セルフ・カウンセリングは書くカウンセリングです。   書くことによって、  自分の思い込み(既成概念)から自由になることが可能になります。  開催日時 2014年 4月 ~ 6月(全5回)     会 場  昭和女子大学オープンカレッジ  詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2014/syowa4.html  ☆★☆ セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング4級セミナーのご案内 ☆★☆    言葉の奥にある気持ちのやりとりに気づく  私たちは必ず何かを感じて、言葉を発しています。  でも、日常の中での言葉のやりとりは  一瞬のうちに消えてなくなってしまいます。    消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  4級では、言葉の背後にある気持ちを理解すること、  コミュニケーション・ギャップに気づくこと、  ギャップを活かし、相手の気持ちを思いやりながら、  自分の気持ちを伝える方法について学びます。  開催日時 2014年  6月 14日(土)10:00~17:00          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.jp/みなさまへのお知らせ/コミトレセミナー日程/  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************