※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 179号  2014 年 8月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《    176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                           渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 4 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++       ― プロローグ ―  日常生活を書くカウンセリング        1 セルフ・カウンセリングの誕生                                               ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 「こうすればいい《と答えることで、新たな問題が生じる ☆★☆    たとえば、子どもが学校に行きたがらない、  という悩みを抱えたお母さんが相談に来たとします。    私が  「学校に行きなさい、と言うのはやめましょう。  しばらく、お子さんの様子を見て、  お子さん自身が、学校に行きたい、  と言い出すまで、待ってみましょう《  とアドバイスしたとしたら、どうでしょうか?    私のアドバイスを守ることができるお母さんもいらっしゃるでしょう。  けれども、子どもが学校に行かないのを見ていると、    このお母さんは、  何も言わないでいることに上安を感じるのではないでしょうか。    そして、しだいに上安がつのり、  <この先、どうなってしまうのだろう>と、  いても立ってもいられなくなるような気持ちになってしまうかもしれません。  すると、また、  私に相談にやってくるようになります。    あるお母さんは、私にこう訴えました。  「先生。  毎日、会って話を聞いていただくことはできませんでしょうか。  先生とお会いした日は、落ち着くことができるのですが、  次の日になると、もう上安でたまらなくなるのです《。    私が具体的なアドバイスをすればするほど、  かえって、お母さんは、私に依存してしまうのです。    また、“子どもから言いだすまで待たなければいけない”とわかっていても、  それができないお母さんもいます。    「学校にいきなさい!《と言ってしまった後、  このお母さんの胸の内には、  <言わなければよかった>という自責の念が生じます。  この自責の念が、お母さんの悩みを一層複雑なものにします。    矛盾するようですが、  自分で自分を責める苦しみに耐えかねて、  逆に子どもを責めてしまうということもあるのです。  <この子がいるから、  こんなに苦しい思いをしなければならない>というように。    いずれにしても、  私が「こうすればよい《と答えることで、  問題は、解決していかないのです。  それどころか、かえって、  新たな問題が生じてしまうのです。                     つづく・・・  ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会と  東京学芸大学の産学共同研究「夏期研修会《が  今年も開催されました。  情報化が進み、子どもたちを取り巻く  生活環境、教育環境を考える機会になりました。  大人も子どもも  一人ひとりがありのままの気持ちを  表現できることの大切さに気付く機会になりました。  夏を吊残惜しむように、蝉の声が響いています。    目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!     皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 第14回、大阪研究発表大会のお知らせ ☆★☆  生涯学習セルフ・カウンセリング学会の  第14回、大阪研究発表大会が下記のとおり開催されます。  この会では、  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会会長、  渡辺康麿のお話を直接聴くことができます。  大会終了後、渡辺康麿会長と直接会ってお話しもできます。  又、セルフ・カウンセリングに取り組んだ方たちが  自己発見したことを発表します。  セルフ・カウンセリンをした方の体験を聞くことで、  自己発見の手がかりを得ることができます。   この大会はどなたでも参加できます。  ぜひ、この機会に、ご家族やお友達を誘っておいでください!  皆さまのご参加を心よりお待ちしております。  開催日時 2014年  8月30日(土曜日)     会 場  大阪科学技術センタービル   主 催  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2014/osaka_2014.html  ☆★☆ 日常のメンタルケアに役立つ セルフ・カウンセリング®メソッドによる コミュニケーション・トレーニング  ☆★☆    ストレスマネジメントの具体的な方法に!  対話力の向上に!  セルフ・カウンセリングによるコミュニケーション・トレーニングを  体験しませんか?  セミナーでは、セルフ・カウンセリングの方法に基づいて、  日常によくある場面での  自分のコミュニケーションのあり方や気持ちを理解することを学びます。  自分の気持ちが理解できると、  コミュニケーションのポイントや、  ストレスのカラクリがわかり、気持ちが落ち着きます。  気持ちが落ち着くと、ストレスが軽減し、どのような状況でも、  相手に応じたコミュニケーションが可能になります。  開催日時 2014年  8月31日(日曜日)14:00~16:30        2014年  9月 5日(金曜日)14:00~16:30       ※2日間とも同じ内容です。        どちらかご都合のよい日程をお選びください。  会 場  国立オリンピック記念青少年総合センター(東京)  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.jp/みなさまへのお知らせ/  ☆★☆ 第49回 研究発表大会のお知らせ ☆★☆  今年も、一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会の  第49回、研究発表大会が下記のとおり開催されます。 この大会は、セルフ・カウンセリングを学んでおられる方の、  研究による発見の発表を聴き、交流を深めることができる良い機会です。 また、セルフ・カウンセリングの創案者であり、  会長である渡辺康麿先生の講演を聴くことができます。 皆様のご参加をお待ちしております。  開催日時 2014年 10月 13日(日曜日)10:00~17:00     会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  生涯学習セルフ・カウンセリング学会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2014/taikai_2014.html  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************