※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 206号  2015 年 10月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《    176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                           渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 31 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第一ステップ ―  場面記述      2 記述の三原則                                           ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 普段見えなかった自分や相手の気持ちが見えてきた ☆★☆    このように表現し直すことで、  どのようなことが見えてくるのでしょうか。    この男性は、  自分の気づきとして、  こんなことを記しています。  私は、  妻の愚痴に、  ずっと腹を立てていたと思っていました。  けれども、  自分が書いて物を読み返してみて、  自分が、  初めから終わりまで、  腹を立てていたわけではなかったことが見えてきました。    確かに、妻が話しだした時、  私は上愉快な気持ちになりました。  けれども、  妻が周りから  「冷たい嫁だと言われている《と言い出した時には、  妻に同情し、  かばいたいという気持ちになっています。  自分の思いとして  <気持ちはわかるが・・・>とも書いています。  最後には、  出勤時間を気にして、  再びイライラした気分になっていますが、    上愉快な気持ち、イライラした気持ちの間に、  妻に同情する気持ちがあったことに、    ちょっと驚きを感じました。    短い時間であっても、  気持ちというものは変化して、    いろいろな局面を見せるものなんだな、  と思いました。    また、妻のことを書いた文を読んでいて、    妻の気持ちの変化にも、  気づきました。    これまで私は、  妻の愚痴を聞く時は、    いつも、  <妻から責め立てられているいるようだ>と感じていました。  妻はきっと、  私のことを腹立たしく思っていて、  心の中でも激しく責めているのだろう、  と思っていました。    確かにはじめの一言を口にした時の妻は、  かなり攻撃的でした。  けれども、  次の「冷たい嫁だと思われている《と言う時に、  妻が、  ちょっと涙ぐんでいたことが思い起こされてきたのです。  強気一辺倒で私を責めていたのではなく、  追いつめられてどうしようもなくなった気持ちを、  精一杯私にぶつけていたんだなぁ、  と感じました。    上思議なことに、  妻の気持ちをもっとゆっくりと聞いてやりたい、  という気持ちが、  私の中から生まれてきました。  私たちは、  日常生活の中では、  ともすると、  自分の状態も相手の状態も、  変化しない固定したものとして捉えてしまいがちです。  このルールにしたがって書くことで、  そのような自分の思い込みから解放されることが可能になるのです。                     つづく・・・  次回は    「 <3> 相互性の原則 《    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング4級セミナーのご案内 ☆★☆    言葉の奥にある気持ちのやりとりに気づく  私たちは必ず何かを感じて、言葉を発しています。  でも、日常の中での言葉のやりとりは  一瞬のうちに消えてなくなってしまいます。    消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  4級では、言葉の背後にある気持ちを理解すること、  コミュニケーション・ギャップに気づくこと、  ギャップを活かし、相手の気持ちを思いやりながら、  自分の気持ちを伝える方法について学びます。  開催日時 2015年 10月 17日(土)10:00~17:00  会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.jp/お知らせ/コミトレセミナー日程/  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************