※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 219号  2016 年 4月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《 176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 44 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第一ステップ ―  場面記述        読み方のルール                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 他のお母さんたちの前で聞かないでほしい ☆★☆ Fさんの体験記   私は、  公民館の家庭教育学級で、  セルフ・カウンセリングを勉強しています。  「最近、気になったことを取り上げて、記述してみましょう《  という先生の言葉に、  私は、Kさんとのことを取り上げてみることにしました。    私には小学6年の娘がいます。  今年、娘は中学受験をしました。  第一志望の学校はダメだったのですが、  第二志望の学校には、  なんとか合格することができました。  けれども、  そのことを、他の保護者の方には、あまりお話ししていません。  娘のクラスでは、  中学受験をする子どもの数は少なく、  ほとんどが地元の中学校に進学します。  そんな中で、  受験のことを話題にしたら、  みんなから浮いてしまうからです。  これまで、なるべく受験のことを口にせずに、  他のお母さんたちとうまくやってきました。  けれども、Kさんは、  その辺が無頓着で、  受験に関する話題を、  他のお母さんたちがいる前で平気で口にします。  先日も、小学校の保護者会で、  同じクラスのお母さんたちが集まった時に、  娘がどこに進学するのかをしつこく聞いてきました。  つい、つっけんどんに答えてしまい、  それ以来、Kさんとの仲が少し気まずくなってしまいました。  記述をすることで、  これから、Kさんとどのようにつきあっていったらよいかを  考えてみたいと思います。  *Fさんが書いた記述    Kさんが  「亮子ちゃん、試験どうだった?どこに決まったの?《と言った。  私は  <イヤだなぁ。  他のお母さんたちがいるところで、  どうして、こういうことをきくのかしら。  差し障りがないように、適当にごまかしておこう>と思った。  私は  「第一志望はダメだったのよ《と言った。  Kさんは  「まあ、残念ね。  第一志望って、どこだったの?《と言った。  私は  <しつこいな。  何が何でも、学校吊を聞きたいのね。  他のお母さんたちは、  どう思っているのかしら。  早く会話を打ち切ろう>と思った。  私は  「どこでもいいじゃない。  こんな話は、もうやめましょう《と言った。                        つづく・・・  ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  桜は、満開の時を過ぎ、芽吹きの時を迎えています。  進級、新入の時を、どのようにお迎えでしょうか。  陽射しは眩しいものの、寒暖の差を感じます。  暖かな日が続く日が待たれます。  心身の変化に目を向けつつ  ちょっと立ち止まって、  自分と自分の周りの変化を  振り返る機会になるかもしれません。  目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ ココロに届く言葉を発想するレッスン ☆★☆      ~ セルフ・カウンセリング®による        コミュニケーション・トレーニング          4級資格取得セミナーのご案内 ~  コミュニケーションの基本となる、  言葉の奥にある気持ちのやりとりについて、  どのような視点で理解すればよいのかを学びます。  日常に活かせるコミュニケーション法を  習得するためのトレーニングを行います。  消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  開催日時 2016年  6月 11日(土)10:00~17:00          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.jp/お知らせ/コミトレセミナー日程/  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************