※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 227 号  2016 年 8月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《 176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 52 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第二ステップ ―  場面洞察       心ってなんだろう                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 「心《とは、内面の意識の流れである ☆★☆  私たちは、  心が実体として存在しているかのように、  錯覚していしまいがちです。  けれども、「心《というのは、  実体ではないのです。  私たちは、  いろんなことを言ったり、  さまざまなことをしたりしながら生きています。  私たちが言ったり、  したりしたことは、  外側に現れます。  私たちがしたことは、  他の人に見え、  私たちが言ったことは、  他の人の耳に聞こえます。  このような行動を外面的な行動と言うことができるでしょう。    しかし、私たちは、  行動する前や行動した後で、  あるいは行動している最中に、  感じたり、考えたりしています。  私たちが感じたり、  考えたりしたことは、  必ずしも外には現れません。  だから、  他の人からはわかりにくいと言ってよいでしょう。  このような感情過程や思考過程を、  外面的な行動と区別して、  内面的な行動と言うことができるでしょう。  外側に現れない、  このような内面的な行動を、  私たちは、「意識の流れ《と呼んでいます。    この意識の流れこそ、  私たちの“心”なのです。  ☆★☆ 意識の流れは、絶えず変化している ☆★☆  内面の意識の流れ、  と言ってもピンとこないかもしれません。  少し、意識の流れの特徴について、  具体的に考えてみましょう。    私たちの意識の流れは、  固定したものではありません。  絶えず流れ続けて、  変化していくものです。    たとえば、  朝起きてから、  家を出るまでのことを考えてみましょう。  <早く着替えなくっちゃ>  <歯磨きをして洗面しなくちゃ>  <朝食には何を食べようかな>  <今日は、いつもより少し早めに出られるかもしれないな>などと、  絶えず、  さまざまなことを思っているはずです。  どんな時でも、  意識の流れは、  私たちの内面で止まることなく続いているのです。    私たちの“心”は、  固定したものではなく、  絶えず変化するものだということが言えるでしょう。                         つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  残暑お見舞い申し上げます。    真夏から秋に変化する時   平和について考える時を迎えています。  いろいろなところで  さまざまな関わりのなかで  大人も子どもも身近なところから  一人ひとりがありのままの気持ちを表現しつつ  改めて丁寧な関係を築いていきたいと思っています。  夏を吊残惜しむように、蝉の声が響いています。    目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!  皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************