※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 231 号  2016 年 10月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《 176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 56 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第二ステップ ―  場面洞察       心ってなんだろう                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 意識の選択性~意識は特定の対象を選び出す ☆★☆    私たちの意識が、  世界の中の、  ある対象へと向かうということは、  世界の中からある対象を選び取るということを意味します。  この意識の性質を、  「意識の選択性《と呼んでいます。    たとえば、  駅の改札口で恋人と待ち合わせをしている時のことを考えてみましょう。  駅の改札口からは、  多くの人が出てきます。  けれども、  私たちはその中から、  自分の恋人をすぐに見つけ出すことができます。  それは、  私たちの意識が、  その恋人のみを選びとって、  認識するのです。    そのような時、  恋人だけが、  鮮やかにくっきりと浮かび上がり、  他の大勢の人たちがぼんやりとしか見えなくなります。  そういう経験をした人もいると思います。  このような意識の働きを、  “関心にもとづく意識の選択作用”と呼びます。  意識が、  特定の対象を、  図として前景に浮かび上がらせて、  その他を地として後景に沈みこませるという、  意識の性質です。                         つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  草木、虫たちは、秋を告げています。  木々の彩りの変化、虫の声に  秋を感じる頃を迎えています。  暑さから涼しい季節への変化の中  気持ちや身体に目を向けて  ゆっくり過ごす機会にしてはいかがでしょうか。  秋の風を受けて  木々は色づいて  紅葉の時へ変化していきます。    ちょっと立ち止まって、自分の気持ちを、  出来事を通して振りかえってみてはいかがでしょうか。  目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 第50回記念      2016年度 交流発表大会in東京 ☆★☆  毎年恒例の研究発表大会も、今年は第50回を迎えることになりました。  そこで、今年は第50回目を記念して「交流発表大会in東京《を企画しました。 この大会は、セルフ・カウンセリングを学んでおられる方の、  研究による発見の内容を聴き、交流を深めることができる良い機会です。 また、セルフ・カウンセリングの創案者であり、  会長である渡辺康麿先生の講演を聴くことができます。 さらに、特別に東京学芸大学で共同研究をしてこられた、  大熊雅士先生による 記念講演も予定しています。 皆様のご参加をお待ちしております。  開催日時 2016年 10月 29日(土)10:00~16:30         会 場  国立オリンピック記念青少年総合センター       センター棟、513号室  主 催  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会  詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2016/taikai_2016.html  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************