※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 251 号  2017 年 8月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《 176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 76 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第二ステップ ―  場面洞察       洞察ってなんだろう 〈1〉意識の対象を捉える ――― 関係                                                 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ 意識には対象がある ☆★☆    私たちは、すでに、  意識が何かを指し示す性質を持っていることを学んできました。    私たちが意識する時は、  いつでも「何か《を意識するのです。  つまり、  私たちの意識は、  必ず「何か《についての意識である、  ということができるでしょう。    洞察では、まず初めに、  その時々の、自分や相手の意識が何に向かっていたかを捉えます。  具体的には、  記述一文一文について、  <この時、私は誰を<何を>意識していたんだろう>と、  自分に問いかけていくのです。  そして、  その結果を、  「関係《の欄に書き入れます。    なお、この欄には、  意識の対象だけではなく、  意識の主体と意識の対象との両方を書き入れます。  <この時、私は母を意識していた>というように、  意識の対象が捉えられたなら、  「関係《欄には、“私 → 母親”というように書き入れます。  ☆★☆ 意識の対象は必ずしも自覚されていない ☆★☆  日常生活の中で、  私たちは、自分の意識が何に向かっているのかを、  必ずしも、はっきりと自覚しているわけではありません。    <何となく落ち着かない感じがする>とか、  <何となく腹立たしい感じがする>とかいうように、  漠然と感じていて、  その感じが何かについてのものなのかということについては、  はっきりと突きとめていないのではないでしょうか。    漠然と感じる落ち着かなさや、  腹立たしさを、  どのように処理しているのでしょうか。    たとえば、  <何でもない。  何でもない。  気のせいだ>と自分に言い聞かせて、  その上安感や上満感を無理に抑え込んでいるかもしれません。    あるいは、  お酒を飲んだり、  賭け事をしたりして、  何とはなしの上安感や上満感を紛らわせているかもしれません。    また、  その何とはなしの上安感や上満感の原因を、  身近な人に求めているかもしれません。  たとえば、  <夫が家にいないからだわ>とか、  <息子が言うことを聞かないからだわ>とかいうように。    このようなやり方は、  ほんとうに意味での問題解決につながらないのではないでしょうか。    私たちが、その気持ちが何に対するものであるのか、  はっきりと自覚しない限り、  ほんとうの意味での問題解決はありません。    自分の気持ちが、  どこからくるものであるのかを、  はっきりと突きとめることができて、  初めて、  その事柄に対してどう働きかければよいのかを考えられるからです。                         つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  残暑お見舞い申し上げます。  夏の盛りの頃を迎えて、  「蝉《が盛んに鳴く声を聞きながら、  ひと夏を生ききろうとする、  自然の営みを感じています。    平和について考える時を迎えています。  生活環境、教育環境、職場環境は  ますます変化する社会を迎えています。  いろいろなところで  さまざまな関わりのなかで  大人も子どもも身近なところから  一人ひとりがありのままの気持ちを表現しつつ  改めて丁寧な関係を築いていきたいと思っています。     目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!     皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 第51回 研究発表会のお知らせ ☆★☆  研究発表大会も、今年は第51回を迎えることになりました。 この大会は、セルフ・カウンセリングを学んでおられる方の、   研究による発見の内容を聴き、  交流を深めることができる良い機会です。  また、楽しい体験学習を通して、  会員相互の交流を深める時間もあります。 また、セルフ・カウンセリングの創案者であり、   会長である渡辺康麿先生との交流ができます。 皆様のご参加をお待ちしております。  開催日時 2017年 10月 8日(日曜日)10:30~16:00     会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  生涯学習セルフ・カウンセリング学会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2017/taikai_2017.html  ☆★☆ ココロに届く言葉を発想するレッスン ☆★☆      ~ セルフ・カウンセリング®による        コミュニケーション・トレーニング          4級資格取得セミナーのご案内 ~  コミュニケーションの基本となる、  言葉の奥にある気持ちのやりとりについて、  どのような視点で理解すればよいのかを学びます。  日常に活かせるコミュニケーション法を  習得するためのトレーニングを行います。  消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  開催日時 2017年  10月 14日(土)10:00~17:00          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →https://www.self-c.jp/お知らせ/コミトレセミナー日程/  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html              →https://www.self-c.jp/学ぶ-セミナー紹介/通信講座で学ぶ/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************