※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 256号  2017 年 11月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《    176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                           渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 81 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第二ステップ ―  場面洞察        洞察ってなんだろう 〈2〉感情を言い表す ――― 感情                                           ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  私たちは、  すでに意識には、  評価的側面があることを学んできました。  私たちの意識には、  対象に対して、  評価を付与する働きがあるのです。  このような評価を伴った意識のことを、  私たちは感情と呼んでいます。    その時の自分の意識の対象を突きとめることができたら、  次に、その対象に対する感情を洞察します。    具体的には、  記述の一文一文に対して意識の対象を捉えたら、  次に、<この対象に対して、どのような感情を抱いていたかな>と  自分自身に問いかけてみます。  そして、  そこで捉えられた感情を、  感情の項に書き入れます。  ☆★☆ 私たちは感情を自覚していない ☆★☆  私たちは、  ふつう、  自分の感情を、  あまり、はっきりとは自覚していません。    私たちは、  ただ、嬉しい感情で胸を弾ませ、  悲しい感情で胸を締め付けられ、  腹立たしい感情で頭に血を上らせます。  私たちは、  ある感情の存在に気づき、  その感情がどのような感情であるかを理解する以前に、  ある感情で襲われ、  その感情に駆られて振るまうことが多いのではないでしょうか。    さらに、  私たち日本人には、  自分の感情の存在に気づきにくい、  特別な事情があります。    日本には、  感情を自分の中に抑え込むことを  よしとする文化的な伝統があるからです。  少なくとも戦前まで、  日本では、  感情を表現することに対して、  肯定的な評価が与えられてきませんでした。  感情をあらわにする男性は、  “軽々しい”と評価されました。  女性であれば、  “はしたない”と評価されました。    現代では、  感情を表現することで、  そのような評価を受けることは、  ほとんどなくなりました。  時によっては、  感情表現が豊かであることで、  肯定的に評価されることさえあります。  けれども、  それでも、悲しいとか、  苦しいとかいうような上快な感情を表現することに、  かすかな抵抗を感じる人は多いのではないでしょうか。  上快な感情を我慢できることをよしとするモノサシは、  今でも、多くの人たちの中に残っているのです。    このことからも、  私たちが自分の感情の存在に気づく機会を  失いがちであることがわかります。    洞察をし、  自分の感情を自分に問いかけることで、  私たちは、  自分の感情の存在に、  あらためてきづくことができるのです。                     つづく・・・  次回は    「 感情を言葉で言い表す 《    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp    ☆★☆ 心と体のコリをほぐすレッスン           自分でできる心身のケア!! ☆★☆  一人でできる書く読むカウンセリングを体験してみませんか?  心はスッキリ!  今まで気づかなかった自分にめぐり合い、無理せず相手と関われます。  開催日時 2017年 11月 10日(金)14:00~15:30         会 場  和光市 : わこう助産院  主 催  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会  詳しくお知りになりたい方はこちらから   →http://www.self-c.net/society/info/2017/wako_1110.html  ☆★☆ 対立・葛藤をチャンスに変えるレッスン    セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング3級セミナーのご案内 ☆★☆  高ストレスになりがちな、対立場面。  「言いたいけど言えない《  「断りたいけど断れない《そんな場面でも、  相手の意見を踏まえつつ自分の思いを伝えるコミュニケーションができます。  即断即決に対応する葛藤対処力を高めるトレーニングで、  自分も相手もWinWInの関係を構築しませんか?   開催日時 2017年 11月 18日(土)10:00~17:00(昼食休憩1時間)          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会  ※本セミナーは、コミュニケーション力検定4級合格者対象ですが、  4級セミナーを後日受講することを条件に、前倒し受講できます。    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →https://www.self-c.jp/お知らせ/コミトレセミナー日程/  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html              →https://www.self-c.jp/学ぶ-セミナー紹介/通信講座で学ぶ/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************