※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 262号  2018 年 2月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《    176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                           渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 87 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第二ステップ ―  場面洞察        洞察ってなんだろう 〈2〉感情を言い表す ――― 感情                                           ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  バックナンバー256号から     お読みいただくとわかりやすくなっています。  ☆★☆ “怒り”という感情を受け入れることができた ☆★☆  しばらく、  洞察用紙は白紙のまま置かれることになりました。  けれども、  会社で仕事をしている時も、  家でくつろいでいる時も、    Wさんの心のどこかに、  この場面のことは残っていました。  何日かたった時、  Wさんの中から  <あの時、  僕は息子に本気で腹をたてていた。  憎らしいとも感じていた。  それは、事実だ。  そこから逃げていたって、  問題は解決しない>  という思いが生まれてきました。  Wさんは、  思い切って、  “怒り”  という言葉を感情の項に書き入れました。  思い切って書き入れてみると、  なぜか、  Wさんは、  ほっとしました。  これまで肩に入っていた力がすっと抜ける感じがしました。    そして、  この“怒り”という感情を書き入れることができると、  さらに、  次々とさまざまな感情や欲求が取り出されてきました。    自分に対しては、  “焦り”や“上安”  という感情が取り出されました。  それらの感情の背景には、  “早く息子謝らせたい”とか  “これまでの躾が間違っていたと思いたくない”  という欲求が潜んでいました。    <この時、  僕は、  息子はすぐに謝ってくるだろうと思っていた。  それが、  なかなか謝らないので、  僕は上安になったんだ。  早く謝らせたいと焦りはじめたんだ。  その上安や焦りから、  僕は手を上げてしまったのかもしれないな>    Wさんは、  この時の自分の心の動きを、  そう読み取りました。  この時感じた後味の悪さの意味が、  わかったように感じました。                      つづく・・・  次回は    「 親が自分の感情を理解することが大切なのではないか 《    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html              →https://www.self-c.jp/学ぶ-セミナー紹介/通信講座で学ぶ/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************