※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 270号  2018 年 6月   1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《    176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                           渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 95 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第三ステップ ―  関係別洞察        関係別洞察ってなんだろう                                  ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++    ☆★☆ 関係別洞察ってなんだろう? ☆★☆    場面記述の自分欄や、  相手欄について、  洞察しおえたら、  次に、関係別洞察を試みます。    関係別洞察では、  洞察用紙に書き入れた、  感情や欲求を、  対象関係別に書き分け、  それぞれの変化や関連を読み取ります。    関係別洞察を試みる用紙には、  記述や洞察の自分欄について試みる自分欄用の用紙と、  相手欄について試みる相手欄用の用紙とがあります。  ここでは、  自分欄用の用紙について解説していきます。  ☆★☆ 関係別に感情や欲求を整理する ☆★☆  自分欄用の関係別洞察用紙のいちばん上の欄には、  洞察の自分欄で取り出した関係を書き入れるようになっています。  関係を上の欄に書き入れてから、  それぞれの意識の対象に対する感情や欲求をその下の欄に、  書き入れていきます。    このように、  関係別に感情や欲求を書き入れることで、  自分が誰に対して、  どのような欲求を持っていたかを、  はっきりと理解することができます。  たとえば、  二人の友だちと会っている時に、  とてもイヤな思いをした時のことを記述し、  洞察したとします。    記述の心のセリフの中には、  その時感じたイヤな思いが、  そのまま表現されることでしょう。  さらに、  洞察では、  否定的な感情や否定的な欲求がたくさん取り出されることでしょう。  そのような時は  登場するすべての人に対して、  否定的な思いや否定的な感情や欲求を抱いていたかのように思いがちです。  けれども、  関係別洞察で、  関係別に感情や欲求を整理すると、  その場面の登場人物の、  一人一人に対する感情や欲求を分けて考えることができるようになります。  自分の中に生じた否定的な感情や欲求が、  誰に対するものであるかが、  はっきり見えてくるのです。  ひょっとしたら、  その否定的な感情や欲求は、  自分自身に対するもので、    その場に居合わせた、  ある一人の人に対して、  否定的な感情や欲求を抱いていて、  その他の人に対しては、  抱いていなかった、  ということもあるかもしれません。    関係別洞察を試みることで、  誰に対して、  どのような感情や欲求を抱いていいたのかを、  しっかりと区別して、  理解することができるようになるのです。  ☆★☆ 二種類の関連を読み取る ☆★☆  関係別洞察では、  大きく分けて、  二つの種類の関連を読み取ります。    一つは、  ある対象に対する、  感情と欲求の関連です。  そして、もう一つは、  自分に対する  感情や欲求と  相手に対する  感情や欲求の関連です。                     つづく・・・  次回は    「 <1> 感情と欲求の関連を読み取る 《    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 第18回、大阪研究発表大会のお知らせ ☆★☆  今年も大阪で、研究発表大会を開催します!!    この会では、  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会会長    渡辺康麿先生に直接お会いしてのお話をすることができます。  又、セルフ・カウンセリングに取り組んだ方たちが自己発見したことを発表します。  セルフ・カウンセリンを実践した方の体験を聞くことで、  自己発見の手がかりを得ることができます。  今年も、大阪の教室の方たちが楽しい企画で学びと交流を計画しています。  この大会はどなたでも参加できます。  ぜひ、この機会に、ご家族やお友達を誘っておいでください!  皆さまのご参加を心よりお待ちしております。  また、希望される方は、昼食会(11:30~7階レストラン)の企画もあります。  ここでは、ベテラン講師の先生との交流もできます。  開催日時 2018年 6月 2日(土曜日)13:30~16:00      会 場  大阪科学技術センタービル   主 催  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2018/osaka_2018.html  ☆★☆ 2018年度 授業力向上夏期集中研修会 ☆★☆  セルフ・カウンセリングとは一人でできる自己発見法です。  東京学芸大学と生涯学習セルフ・カウンセリング学会は、  2008年秋より、 「セルフ・カウンセリング(自己発見学習法)による  教員の授業力向上《をテーマとして、 共同研究を行っています。  中学校での生徒指導や、小学校での学級経営、教材開発、  学級づくりなどを実践された 先生方が報告を行います。  同時に、ご参加の皆様が授業にすぐに活かすことが出来るような  教材を使って演習を行います。  テーマは、「セルフ・カウンセリング・メソッドを使った授業力向上《  といたしました。  1. 自発的な学習を引き出す    セルフ・カウンセリング・メソッドによる教材開発・学級づくり  2. 友だちとより良い交流ができる    セルフ・カウンセリング・メソッドによる生徒指導  3. 授業中の児童・生徒の気持ちを読み取れる    セルフ・カウンセリング・メソッドの学級経営  以上の教育実践を報告し、同時にその方法の演習を行います。 ご関心のある方は、どうぞ、ご参加下さいますようご案内申し上げます。  開催日時 2018年  8月14日(火曜日)10:00~17:00     会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  東京学芸大学教職員大学院       一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会  共 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会       ※昨年度川崎市教育委員会の後援事業       「そのコトバ子どもに伝わる? 伝わらない?《        という家庭・地域の教育力を高めるプロジェクトを行いました。     詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2018/kaki_2018.html  ☆★☆ ココロに届く言葉を発想するレッスン ☆★☆      ~ セルフ・カウンセリング®による        コミュニケーション・トレーニング          4級資格取得セミナーのご案内 ~  コミュニケーションの基本となる、  言葉の奥にある気持ちのやりとりについて、  どのような視点で理解すればよいのかを学びます。  日常に活かせるコミュニケーション法を  習得するためのトレーニングを行います。  消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  開催日時 2018年  6月 16日(土)10:00~17:00          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →https://www.self-c.jp/お知らせ/コミトレセミナー日程/  ☆★☆ 対立・葛藤をチャンスに変えるレッスン    セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング3級セミナーのご案内 ☆★☆  高ストレスになりがちな、対立場面。  「言いたいけど言えない《  「断りたいけど断れない《そんな場面でも、  相手の意見を踏まえつつ自分の思いを伝えるコミュニケーションができます。  即断即決に対応する葛藤対処力を高めるトレーニングで、  自分も相手もWinWInの関係を構築しませんか?   開催日時 2018年 7月 7日(土)10:00~17:00(昼食休憩1時間)          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会  ※本セミナーは、コミュニケーション力検定4級合格者対象ですが、  4級セミナーを後日受講することを条件に、前倒し受講できます。    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →https://www.self-c.jp/お知らせ/コミトレセミナー日程/  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html              →https://www.self-c.jp/学ぶ-セミナー紹介/通信講座で学ぶ/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************