※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 277 号  2018 年 9月  15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    前線等にともなう大雨および台風第21号により、被災された皆さまへ 北海道胆振東部地震により、被災された皆さまへ    心よりお見舞い申し上げます。    皆様のご無事と一日も早い復旧、復興をお祈りいたします。 **************************************    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 《    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号~    「自分の心に出会える本《     23号~    「自己形成学の創造《     32号~    「セルフ・カウンセリングの方法《     62号~    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐《    136号~    「大人の自己発見・子どもの再発見《 176号~ 新連載「自分を見つける心理分析《 バックナンバーはこちら→ http://blog.mag2.com/m/log/0000231376/   ~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~*~・~* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない《とか「こうあらねばならない《とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探求の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************                「 自分を見つける心理分析 《          セルフ・カウンセリング入門                            渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 102 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++      ― 第三ステップ ―  関係別洞察           Iさんの体験記     ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  ☆★☆ お客様の中にも上安があった ☆★☆      次に、  相手の欄の洞察をしてみました。  記述の相手蘭を読み返してみて、  私は  <このお客様は、  何でこんなに腹を立てたんだろう。  私には、  よく理解できないな>と感じました。    けれども、  一応、やってみるだけやってみようと、  相手蘭の記述の一文一文に対して、  <この時、  お客様は、  誰に対して、  どんな感情を抱いていたんだろう。  その奥には、  どんな欲求が潜んでいたんだろう>  と推察してみました。  すると、  こうかもしれない、  という洞察結果が自然と、  心の中に浮かんできました。  そして、  とうとう最後の一文まで、  洞察することができました。    相手蘭の洞察をしてみて気づいたことは、    お客様自身が、  上安になっていたのではないか、  ということでした。  この気づきは、  私にとっては意外でした。  この時の電話の様子から、  私は、  このお客様のことを、  とても攻撃的な人だ、  と感じていたからです。  “たかが風呂釜の修理に大騒ぎして、  大人げないって、  私のことバカにしているんでしょう”  という記述文を洞察した時、  “バカにされたくない”  というお客様自身の欲求はすぐに取り出せました。  けれども、  その時の感情がなかなか取り出せませんでした。  “怒り”という感情は、  すぐに取り出せましたが、  この感情は、  お客様に向かう感情ではなく、  電話応対している私に向かっている感情です。  <お客様自身の感情は、  なんだったのだろう>と考えていた時に、  ふと思い浮かんだのが  “上安”という感情でした。  この感情が思い浮かんだ時、  私は  <まさか>と思いました。    私は、  もう一度、  記述の相手欄を読み返してみました。  “どうせ、  私の言うことなんか、  誰も聞いてないのよ”  というセリフに目がとまりました。  私は  <そうか。  この方は、  いつも周りの人たちから、  ないがしろにされている、  と感じていたのではないかしら。  それで、  この時も、  私が少し黙ってしまったことで、  いつもと同じで、  ないがしろにされている、  と上安になったのではないかしら>  と気づいたのです。  このお客様の中に  上安感があったのだということが、  やっとのみ込めました。                         つづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  朝晩の風に秋を感じ、  季節の変化を感じています。  気候の変化、気温の変化、景色の変化とともに  気持ちも変化しているように感じます。  自然の変化とともに  身の回りの変化に  目を向けてみてはいかがでしょうか。  日々の生活の変化の中で  何を大切にしていくか、  考えながら生活したいと思います。     目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!  皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  ☆★☆ 第52回 研究発表大会のお知らせ ☆★☆  研究発表大会も、今年は第52回を迎えることになりました。 この大会は、セルフ・カウンセリングを学んでおられる方の、   研究による発見の内容を聴き、  交流を深めることができる良い機会です。  また、楽しい体験学習を通して、  会員相互の交流を深める時間もあります。 また、セルフ・カウンセリングの創案者であり、  会長である渡辺康麿先生との交流ができます。 皆様のご参加をお待ちしております。  開催日時 2018年 10月 27日(日曜日)10:30~16:00     会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →http://www.self-c.net/society/info/2018/taikai_2018.html  ☆★☆ ココロに届く言葉を発想するレッスン ☆★☆      ~ セルフ・カウンセリング®による        コミュニケーション・トレーニング          4級資格取得セミナーのご案内 ~  コミュニケーションの基本となる、  言葉の奥にある気持ちのやりとりについて、  どのような視点で理解すればよいのかを学びます。  日常に活かせるコミュニケーション法を  習得するためのトレーニングを行います。  消えてなくなってしまうやりとりを、目に見えるかたちに変えて、  よりよい言葉がけを発想できるのが、  このセルフ・カウンセリング®によるコミュニケーション・トレーニングです。  開催日時 2018年 10月 14日(日)10:00~17:00          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →https://www.self-c.jp/学ぶ-セミナー紹介/検定付コミトレ研修/コミトレ4級ご案内/  ☆★☆ 対立・葛藤をチャンスに変えるレッスン    セルフ・カウンセリングによる    コミュニケーション・トレーニング3級セミナーのご案内 ☆★☆  高ストレスになりがちな、対立場面。  「言いたいけど言えない《  「断りたいけど断れない《そんな場面でも、  相手の意見を踏まえつつ自分の思いを伝えるコミュニケーションができます。  即断即決に対応する葛藤対処力を高めるトレーニングで、  自分も相手もWinWInの関係を構築しませんか?   開催日時 2018年 11月 3日(土)10:00~17:00(昼食休憩1時間)          会 場  東京・代々木 国立オリンピック記念青少年総合センター  主 催  NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会  ※本セミナーは、コミュニケーション力検定4級合格者対象ですが、  4級セミナーを後日受講することを条件に、前倒し受講できます。    詳しくお知りになりたい方はこちらから    →https://www.self-c.jp/お知らせ/コミトレセミナー日程/  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html      →https://www.self-c.jp/学ぶ-セミナー紹介/通信講座で学ぶ/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** **************************************