※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 358 号  2022 年 2月  1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    新型コロナウィルス感染症の影響で苦しみのうちにあるすべての皆さまへ    心よりお見舞い申し上げます。    またその方々のために献身的に働いておられる医療関係者の皆さまへ    そして社会のライフラインを維持するために働かれている皆さまへ    感謝申し上げますとともに一日も早く元の平穏な日々に戻りますことを    心よりお祈りいたします。     **************************************    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」    334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」    356号〜 新連載「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」  バックナンバーはこちら→ https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」       わが子の心が見えてくるセルフ・カウンセリング                                  渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 3 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++        ─ 小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ ─     ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ─ 甘やかしと受容はどう違うか ─   ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++               前号からの続きですので、バックナンバー357号から      お読みいただくとわかりやすくなっています。  ☆★☆ 子どもの自主性を育てる関わり方 ☆★☆  受容型のお母さんは、子どもの欲求を、そのまま許すわけではありません。  かと言って、お母さん自身の欲求を、押しつけるわけでもありません。  受容型のお母さんは、子どもの欲求をくみ取っている、ということを、知らせたうえで、  お母さん自身の意見を述べて、子どもに考えさせる機会を与えます。  お母さんと子どもが対話をしながら、よりよい解決策をつくりだしていくのです。  このような関わりを繰り返すことで、  子どものうちに、自分で何かを考え、実行しようという意欲が生まれてきます。  私は、これこそが、子どもの自主性を育てる関わり方だと考えています。  ☆★☆ お母さんの感情は、子どもに伝わる ☆★☆  ただ、この受容型の関わりには、ある種の難しさがあります。  それは、子どもの気持ちを、ちゃんとくみ取り、自分の意見をきちんと伝えることができるためには、  お母さん自身の気持ちが、落ち着いていなければならない、ということです。  もし、お母さん自身の中に、たとえば、早く買い物をすませたい、と言うようなあせりや、  いつまでも、おもちゃに執着しないでほしいと言う不満や、  自分がしつけのできない親に思われはしないかと言う不安など、  心に波立ちが生まれたとしたら、どうでしょうか。  お母さんは、子どもの気持ちに共感することはできないのではないでしょうか。  お母さんのあせりや不満や不安は、言葉に表さなくても、  その表情や微妙な言葉の言い回しによって、確実に子どもに伝わります。  いくら「そう、よくわかるわ」とお母さんが言ったとしても、  子どもは、<お母さんは、私の気持ちを、本当には、わかってくれていない>と感じることでしょう。  いくら言葉で  「お母さんは、こう思うのだけれど、どうかしら。あなた自身で考えてごらんなさい」と言ったとしても、  子どもは、<そんなこと言ったって、どうせ言われたとおりにしなければしかられるんでしょう?>  と感じることでしょう。  ☆★☆ 自分の気持ちをそのままに受けとめる ☆★☆  それでは、どうすれば良いのでしょうか。  対話型の関わりができるようになるには、  まず、お母さん自身が自分の感情や欲求から距離がとれるようになることが必要です。  自分の中の感情や欲求を、無理に抑えるのではなく、  まずは、その感情や欲求をそのままに、自分自身で受けとめてみましょう。  <ああ、また、あせっているな。   家で留守番をしている主人のことが気にかかって、早く帰りたいと思っているんだな>  <またイライラしているな。   同じクラスのA君と比べて、この子が幼いことが気になっているんだな>というように。  自分自身の気持ちに気づくと、ゆとりが生まれます。  この心のゆとりがあって、初めて子どもの気持ちをうけとめることが可能になるのです。  最後にひとつつけ加えておきたいことがあります。  それは、セルフ・カウンセリングでは、  感情や欲求のままにふるまうのでもなければ、  感情や欲求を抑え込むのでもなく、  感情や欲求を見きわめて、生かすことをめざしている、ということです。  大切なことは、感情や欲求にかられた時に、ちょっと立ちどまって、自分を振り返ることなのです。                           つづく・・・  次回は    「 セルフ・カウンセリングって何だろう 」    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html              →https://www.self-c.jp/学びたい/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** ************************************** ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎セルフカウンセリング♪自分の心に出会えるメルマガ♪ の配信停止はこちら ⇒ https://www.mag2.com/m/0000231376.html?l=got179cddb ━━━━━━━━━━━━ あなたにおすすめのメルマガ【Pickup!】 ━━━━━━━━━━━━ ●自分らしく生きるレッスン https://regist.mag2.com/reader/Magrdadd?rdemail=info%40self-c.net&magid=0001310072®=pc_footer2&l=got179cddb ※ワンクリックで簡単に無料登録できます↑ 東大卒のライフコーチ、坂上浩氏の自分らしく生きる「考え方」と「具体的な方法」とは ━━━━━━━━━━━━ あなたの悩みに共感するby them ━━━━━━━━━━━━ ラブラブ夫婦の「イチャイチャ術」がすごい!絶対真似したい夫婦円満のコツ https://i.mag2.jp/r?aid=a61e4cb9f7ffea 夜の営み中、声は出す?出さない?8739名に聞いた「言われたい・感じる言葉」 https://i.mag2.jp/r?aid=a61e4cb9f81b3f 目が覚めたら、隣に裸の男の人が…。「誰と寝た?」彼氏に浮気がバレた夜 https://i.mag2.jp/r?aid=a61e4cb9f832b0 ━━━━━━━━━━━━ 注目の有料メルマガをご紹介 ━━━━━━━━━━━━ ●Dr.Jun による経営者・ビジネスパーソンのための健康投資 「病気になりにくい心と体」を手に入れるために、人生で最も大切な健康のあり方、体のマネジメント方法をお届け。 https://i.mag2.jp/r?aid=a61efb424a48ee&e=info%40self-c.net ※ワンクリックで簡単にお試し登録↑ ●室伏謙一の「霞が関リークス」増刊号 表には出てこない政官財の情報を読み解きながら、メディアでは報じられない最新ニュースの裏側、本当の問題を毎週お届け。 https://i.mag2.jp/r?aid=a61efb424a6ffc&e=info%40self-c.net ※ワンクリックで簡単にお試し登録↑ ●富坂聰の「目からうろこの中国解説」 中国報道で日常的に使われる言葉や表現を分析すると、これまで知っていた事実とは違う世界が見えてくる。ニュースのミスリードから脱する処方箋をお届け。 https://i.mag2.jp/r?aid=a61efb424a931e&e=info%40self-c.net ※ワンクリックで簡単にお試し登録↑ ━━━━━━━━━━━━ 人気ライブ配信 [まぐまぐ!Live] ━━━━━━━━━━━━ ゼットスケーラー日本・アジア代表が動画と教材で教える経営フレームワークのすべて【2/5(土)10時】 https://i.mag2.jp/r?aid=a61efba00cabc4 現役経営者 金田博之による実践の詰まったMBA講座をライブ配信。ビジネスパーソンに必要な知識を無料でお届け。 ━━━━━━━━━━━━ 注目の著者 独占インタビュー! ━━━━━━━━━━━━ 「『しっかり食べて健康になる』という思い込みは捨てましょう」─上野啓樹氏 https://i.mag2.jp/r?aid=a61efb55668e0a 「組織に依存せず、ひとりで仕事を楽しみ、人生を謳歌する方法がある」─井ノ上陽一氏 https://i.mag2.jp/r?aid=a61efb55675d0d 「ホームページ担当者がすぐに使える改善施策や解析手法を提供します」─小川卓氏 https://i.mag2.jp/r?aid=a61efb5567c295