※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 361 号  2022 年 3月   15日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    新型コロナウィルス感染症の影響で苦しみのうちにあるすべての皆さまへ    心よりお見舞い申し上げます。    またその方々のために献身的に働いておられる医療関係者の皆さまへ    そして社会のライフラインを維持するために働かれている皆さまへ    感謝申し上げますとともに一日も早く元の平穏な日々に戻りますことを    心よりお祈りいたします。     **************************************    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」 334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」 356号〜 新連載「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」   バックナンバーはこちら→https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************             「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」       わが子の心が見えてくるセルフ・カウンセリング                                  渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol .  6 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++          ─ お母さんたちのセルフ・カウンセリング体験記 ─     ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++     1 あなたのやる気なんて    待っていられないわ!                     勉強から逃げる息子への           いら立ちを見つめて          岡本久美子          「お母さん、この問題解けたよ!」 ( 体験記 1 ー 前半 )  ☆★☆ 毎日ひやひやしながら過ごしてきた ☆★☆  私には、二歳違いの息子が二人います。  長男の徹は小学校三年生、次男の聡は小学校一年生です。  二人のわんぱくが、ようやく小学生になってくれて、私もほっと一息、というところです。  二人が、まだ幼稚園に通っているころは、毎日が本当に大変でした。  私には、男兄弟がいなかったので、男の子どうしの遊びの荒っぽさに、目を見張る毎日でした。  畳は、すぐにすり切れるし、障子は貼りかえるそばからすぐに破られました。  特に、向こう見ずな長男は、引き出しを、足がかりにして、たんすの上に駆け上り、  そのまま顔から下に落ちて、前歯を折ったこともあります。  生傷の耐えない子どもたちに、ひやひやする毎日を過ごしてきました。  最近では、二人とも、学校から帰って来ると、  すぐに、テレビゲームにしがみついていて、家の中は静かなものです。  かつてのにぎやかさは、すっかり影をひそめました。  ☆★☆ つい感情的になってしまう ☆★☆  けれども、ほっとしたのはつかの間のことでした。子育ての悩みは、つきません。  今、私は、長男の徹の成績のことで悩んでいます。  三年生ともなると、授業で教えられる内容も、難しくなってきます。  特に、算数などは、毎日こつこつと練習問題などをやっていないと、すぐに授業についていけなくなります。  ところが、徹は、根気よく毎日続けていく、ということができないのです。  徹のドリル帳を見ると、そのことが良くわかります。  徹は、ほとんどの頁を、最後までやらずに、中途で放り出しているのです。  簡単な計算問題だけに手をつけて、文章題には、全く手をつけていません。  『あきっぽい』と言ったらよいのでしょうか。  『いいかげん』と言ったらよいのでしょうか。  いずれにせよ、こんなやり方をしていて、本当の力がつくとは、とうてい思えません。     私は、毎日のように、勉強するように、徹に言うのですが、徹はケロッとした顔で、テレビゲームをしています。  そんな徹に対して、私は、ついカッとなって、大声で叱りつけてしまいます。  こんな感情的な叱り方をするのは良くない、そう自分でも思うのです。  けれども、どうにも自分が抑え切れず、思わず大きな声でどなってしまうのです。  ついには、自分でも、どうしてよいのか、わからなくなってしまいました。  そんな時、私は、セルフ・カウンセリングに出会ったのです。  ☆★☆ まず私自身が変わらなければ ☆★☆  セルフ・カウンセリングという言葉を、私は、区の広報誌で、初めて目にしました。  そこに、「親が変われば、子どもも変わる〜セルフ・カウンセリングのすすめ〜」  という講座のお知らせが、載っていたのです。  “親が変われば〜”という言葉に、私は、心がひかれました。  その時の私は、子どもに対して、感情的に接してしまう自分が、いやでいやでたまらなかったからです。  もっと理性的に接することができる自分になりたかったのです。  そんな思いから、私は、この講座を受講することにしました。  ☆★☆ ありのままの自分を見つめるのは恐い ☆★☆  講座に出てみて、この方法が、日常生活の一場面を具体的に書いてゆくことで、  自分を見つめる方法であることを知りました。  それを知った時、私は、少しためらいを感じました。  日常生活の一場面を書けば、私がどのように徹に接しているかは、ありありと現れてくることでしょう。  私は、自分が、徹に対して、親として良くない対応をしていることを、十分に承知していました。  それだけに、そんな自分の姿を見るということは、とても恐いような気がしました。  <今の自分を変えたい。けれど、ありのままの自分を見ることは恐い>  私の中には、そんな、矛盾した思いが、同時に起こっていました。  私は、どうしても、徹との関わりを書くことができませんでした。  講座に出席していても、白紙の用紙の前で、私は、ただぼーっと座っていました。  そんな私の様子を見て、講座の先生が、声をかけて下さいました。  私は、思い切って、子どもとのやり取りを書くことが、どうしてもできない、ということを話してみました。  すると、先生は、  「書けなくても良いんですよ。私の話を聞いたり、他の方の書いたものを聞くだけでも、   きっと何かが変わって来ることと思います」とおっしゃって下さいました。    私は、先生の言葉にほっとしました。  他の皆さんが、さらさらと用紙にペンを走らせる様子に、内心、落ち着かない思いをしていたからです。  先生のお言葉に甘えて、私は、しばらく、皆さんの発表や、先生のお話を聞くために講座に通うことにしました。  ☆★☆ どの人も自分の悩みと真剣に向き合っている ☆★☆  この講座には、様々なお母さんたちが通っていました。  幼稚園に行くことを嫌がり、チック症状まで出てしまったお子さんを、どうケアしたらよいのか、と悩むお母さん。  下の子はかわいいのに、上の子はどうしてもかわいいと思えない、と悩んでいるお母さん。  お姑さんが、子育てに口出しをしてくることで、悩むお母さん。  講座の中では、出席されているほとんどの方が、ご自分のそのような悩みを、率直に話されていました。  また、ご自分がかかれた日常生活の中の一場面を、みんなの前で発表していきました。  皆さんの発表を聞くと、どの方も、ご自分の悩みに真剣に向き合っておられることが良くわかりました。  皆さんの発表は、日常生活の一場面を書き、それを読んでゆく、というだけなのです。  どの方も、飾らずに、自分の本音を表していました。  それだけに、皆さんの発表には、ある種の迫力がありました。  その迫力に押されたせいでしょうか。  私の中でも、何かが、少しずつ変わってきました。  発表を終えた方は、どなたも一様に、何かしら、吹っ切れたような、すっきりとした顔をされていました。  そのことをも、私の気持ちを動かしました。  <どんないやなことでも、あのように、書き表してみると、   違った思いで受け止められるようになるのかもしれない。私も徹とのことを書いてみよう>  そんな気持ちが、私の中にも起こってきたのです。  ■初めて書いた記述 【場面説明】  徹のドリル帳には、中途半端で終わってしまっているページが、何ページもある。    それを、注意した時のこと。自宅のリビングで。午後四時ころ。 【場面記述】  私は<今日こそは、ビシッと言わなくてはいけない>と思った。  私は「算数のドリル、途中までしかやってないページがいっぱいあったわよ。     中途半端にしておいたら、やったことにならないでしょ。     最後までやらなきゃダメよ。いつもそう言っているでしょ!」と言った。  徹は「そのうち、やるよ。別に、やらないって、言ってるわけじゃないじゃん」と言った。  私は<まったく!また、これだ>と思った。  私は「そのうちって、一体いつやるの? いつかやろうと思ってためていると、後で取り返しのつかないことになるのよ。     こういうものは、毎日少しずつやっていかなくちゃ、ダメなの!」と言った。  徹は「だから、毎日やってるじゃん。今日だって、もうやったんだよ」と言った。  私は<よく言うわ。“やった”って、言ったって、最後までやったわけではないでしょ。     最初の一〜二問を解いただけで、あとはほっぽってあるくせに。本当にいいかげんなんだから>と思った。  私は「やったなんて、よく言えるわね。どのページも、最後までやってないじゃない。     とにかく、今日のページだけでも、最後までやってしまいなさい!」と言った。  徹は「いいんだよ。いつか、やるんだから。今は、やる気がないんだよ。     やる気がしないのに無理にやったって、頭に入らないよ」と言った。  私は<なに偉そうなこと言っているのよ。     あなたのやる気を待っていたら、何年かかるかわかったもんじゃないわ。     一度だって、自分から勉強したことないくせに・・・。     そんなセリフは、あなたになんか言われたくないわ!     自分から勉強をしたことのある子に言われるのなら、別だけど・・・>と思った。  私は「なに生意気なこと言っているの!?あなたのやる気なんて待っていたら、どうにもならないわよ。     とにかく、今日という今日は、最後まで、ドリルをやってしまいなさい!」と言った。  徹は「えー!?今日は、サッカーの練習があって、疲れているんだよ。これ以上は無理だよ」と言った。  私は<ドリルの一頁やそこらで何言っているのよ!自分のための勉強でしょ!     まったく理屈ばっかり言って、嫌なことから逃げてばかりいるんだから>と思った。  私は「勉強は自分のためにやるんでしょ。     お母さんに叱られて勉強するなんて、恥ずかしいと思わないの!?     ぐずぐず言わずに、すぐやってしまいなさい。集中してやれば、一時間もかからないはずよ!」と言った。  ☆★☆ <そうそう。あの時、こんな気持ちだったのよね> ☆★☆  書き始めるまで、あんなにしりごみしていたのに、  いざ書き始めると、胸の奥から、たくさんの言葉が、ほとばしるように出てきました。  徹に対する腹立たしい気持ちが、その場にいるかのように、まざまざと心の中によみがえってきました。  書き終えて、鉛筆を置いた時、私は自分がひどく興奮しているのを感じました。  徹を叱り飛ばした直後のような、高揚した気分になっていたのです。  そんな気持ちのまま、私は、書きあげた記述を読み返してみました。  <そうそう。あの時は、こんな気持ちだったのよね。それで、こんなふうに言ってしまったんだわ>  不思議なくらい、スムーズに読み返すことができました。  ☆★☆ 問題は何も解決していない ☆★☆  私は、ようやく場面記述をすることができました。  けれども、私の中には、  <自分を見つめるのが怖い、と言う気持ちは、乗り越えることができた。   けれども、これから先、いったいどうすれば良いのだろう。   私が自分の気持ちを見つめたところで、徹は、いつまでたっても変わらない。   結局、問題は何も解決していないのではないかしら>という思いが残っていました。  ふと、講座の中で、先生がおっしゃったことが思い起こされてきました。 「記述し終ったら、その記述を何度も読み返してみましょう。  記述の読み返し方には、  自分の欄だけ読む自分読みと、相手の欄だけを読む相手読みと、記述全体を読む全体読みとがあります。  この三種類の読み返し方を組み合わせて、何度も何度も読み返してみるのです。  自分読みをする時は、自分の気持ちの流れに注目してお読みになると良いでしょう。  相手読みをする時には、相手の立場に立って、相手の気持ちをくみ取りながらお読みになると良いでしょう。  全体読みをする時には、自分と相手の気持ちがどんなふうに食い違っていたか、  ということに注目してお読みになると良いでしょう。」先生は、こうおっしゃったのです。  私は、とりあえず、自分の書いたものを、読み返してみることにしました。  ■記述の自分読み  私は<今日こそは、ビシッと言わなくてはいけない>と思った。  私は「算数のドリル、途中までしかやってないページがいっぱいあったわよ。     中途半端にしておいたら、やったことにならないでしょ。最後までやらなきゃダメよ。     いつもそういっているでしょ!」と言った。  私は<まったく!また、これだ>と思った。  私は「そのうちって、一体いつやるの?     いつかやろうと思ってためていると、後で取り返しのつかないことになるのよ。     こういうものは、毎日少しずつやっていかなくちゃ、ダメなの!」と言った。  私は<よく言うわ。“やった”って、言ったって、最後までやったわけじゃないでしょ。     最初の一〜二問を解いてだけで、後はほっぽってあるくせに。本当にいいかげんなんだから>と思った。  私は「やったなんて、よく言えるわね。どのページも、最後までやっていないじゃない。     とにかく、今日のページだけでも、最後までやってしまいなさい!」と言った。  私は<なに偉そうなこと言っているのよ。     あなたのやる気を待っていたら、何年かかるかわかったもんじゃないわ。     一度だって、自分から勉強したことないくせに・・・。     そんなセリフは、あなたになんか言われたくないわ!     自分から勉強をしたことのある子に言われるのなら、別だけど・・・>と思った。  私は「なに生意気にこといっているの!?     あなたのやる気なんて待っていたら、どうにもならないわよ。     とにかく、今日と言う今日は、最後まで、ドリルをやってしまいなさい!」と言った。  私は<ドリルの一頁やそこらで何言っているのよ!自分のための勉強でしょ!     まったく理屈ばっかり言って、嫌なことから逃げてばかりいるんだから>と思った。  私は「勉強は自分のためにやるんでしょ。     お母さんに叱られて勉強するなんて、恥ずかしいと思わないの!?     ぐずぐず言わずに、すぐやってしまいなさい。     集中してやれば、一時間もかからないはずよ!」と言った。  ☆★☆ 同じことをずっと繰り返してきた ☆★☆  <今日こそは、ビシッと言わなくてはいけない> 「とにかく、今日と言う今日は、最後まで、ドリルをやってしまいなさい!」  自分の欄を読み返していて、こんなセリフが目に止まりました。  これまで、似たようなことを、ずっと繰り返してきたこと、  そして、いら立ちをつのらせていたことが、線を引いた言葉から伝わってくるように感じました。  初めに記述を読み返した時、私は、自分が、会話をする中で、  徹に対して、だんだん腹を立てていった、と思っていました。  けれども、こうして自分の欄だけを読んでみて、  私は徹と会話を始める前から、すでに、感情的になっていたことに気づきました。  これまでの徹に対する感情を引きずったまま、私は徹に話しかけていたのです。  私は、その気持ちを心のセリフの形で書き加えてみました。  <また、今日も、中途半端で終わらせるつもりかしら。   あれほど、言っているのに、まだ、わからないのね。   言っても言っても、わかってくれない。   まるで、言葉が通じない外国人を相手にしているみたい。   ああ、なんてイライラするの。こんな気持ちに早く決着をつけたい。   今日こそは、ビシッといわなくては>というように。  心のセリフを書き加え、もう一度読み返して、  <何度言っても、自分の言うことが徹に伝わらない。そんないら立ちが、私の中にあったんだ>と、思いました。  その時、  <私は、どんな気持ちを分かってもらいたかったんだろう。  私が徹にわかってもらいたいと思っていたことは、どんなことだったんだろう>という問いが、  私の胸のうちから生まれてきました。  私は、もう一度自分の欄を読み返してみました。  ☆★☆ 自分の腹立ちの中身が見えてきた ☆★☆  「いつかやろうと思ってためていると、後で取り返しのつかないことになるのよ。   こういうものは、毎日少しずつやっていかなくちゃ、ダメなの!」  <自分のための勉強でしょ!まったく理屈ばっかり言って、嫌なことから逃げてばかりいるんだから>と思った。  「お母さんに叱られて勉強するなんて、恥ずかしいと思わないの!?ぐずぐず言わずに、すぐやってしまいなさい」  このような、セリフや心のセリフが目に止まりました。  私は、この部分を書きだし、繰り返し読んでみました。  すると、自分が徹に伝えたかったことの内容が、その中から、見えてきました。  *嫌なことを先延ばしにせず、毎日少しずつ、こつこつと勉強してほしい。  *自分のための勉強だと言うことをわかって、自分から進んで勉強してほしい。  私は、いつも、ドリルを最後まで、きちんとやらない徹に対して、  <いいかげんなやり方をするんだから>と腹を立てていました。  私は、嫌なことを先延ばしにして、自主的に勉強しない徹に対して、  “物事を中途半端にするいいかげんな子だ”と感じていたのだなぁと思い当たりました。  ところで、私は、記述の中で、このような自分の思いを言葉にしています。  心の中で思ったことを、そのままセリフの形で、口にしているのです。  けれども、それが、徹に伝わっているかと言うと、伝わっていないのです。  <徹は、どういう気持ちで私のお説教を聞いているのかしら>  今度は、こんな興味が私の中から起こってきました。  記述の相手読みをしてみました。              以下、次号(後半)へつづく・・・    ・・★・・ 編集後記 ・・★・・  気候の変化を肌に感じながら  木々が芽吹き、花が咲いて  陽射しに春の訪れを感じています。   3月11日には  東日本大震災から11年を迎えました。  新型コロナウィルス感染症による影響は  現在も続いています。  日々の生活の中で、  季節の変化、身体の変化に目を向けつつ  記憶をたどっています。  改めて、いま一度  何を大切にしていくか、  思い巡らせて、生活したいと思います。  ちょっと立ちどまり  深呼吸してみましょう。  自分の心の変化に  気づく機会になるかもしれません。  目まぐるしく過ぎてゆく生活の中で、  息を抜く時間を大切にしたいものです。  皆さまとご一緒に考える機会となれば、  嬉しく思います。  ご一緒に考えてまいりましょう。  次回を、どうぞ、お楽しみに!  皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html      →https://www.self-c.jp/学びたい/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会  〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** ************************************** ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎セルフカウンセリング♪自分の心に出会えるメルマガ♪ の配信停止はこちら ⇒ https://www.mag2.com/m/0000231376.html?l=got179cddb ━━━━━━━━━━━━ あなたにおすすめのメルマガ【Pickup!】 ━━━━━━━━[PR]━ ●初心者でも株でしっかり月20万円! https://regist.mag2.com/reader/Magrdadd?rdemail=info%40self-c.net&magid=0000139309®=pc_footer2&l=got179cddb ※ワンクリックで簡単に無料登録できます↑ 独自のチャート分析をもとに20年以上相場を張る、暴落専門家のメルマガ ━━━━━━━━━━━━ あなたの悩みに共感するby them ━━━━━━━━━━━━ 夫の不倫で別れを告げられた妻!離婚寸前のレス夫婦のまさかの情熱再燃の決め手 https://i.mag2.jp/r?aid=a621c2cbd3e30c 営みの回数がケタ違い?ラブラブカップルの「同棲したら増えたこと」 https://i.mag2.jp/r?aid=a621c2cbd40250 入籍3日前に、婚約破棄。彼氏から告げられた「思いもよらない理由」とは… https://i.mag2.jp/r?aid=a621c2cbd42573 ━━━━━━━━━━━━ 注目の有料メルマガをご紹介 ━━━━━━━━━━━━ ●施術家・吉田正幸の「ストレス・スルー術」 「ストレス」は味方になる。15万2千人以上を施術した経験から、豊かな人生を送る「考え方」をお届け https://i.mag2.jp/r?aid=a6227149761a76&e=info%40self-c.net ※ワンクリックで簡単にお試し登録↑ ●たぱぞう投資大学メルマガ FIREを達成した投資家が語る!現在取り組んでいる事、日々の気づき等、投資のヒントになる情報が満載 https://i.mag2.jp/r?aid=a6227149764d3f&e=info%40self-c.net ※ワンクリックで簡単にお試し登録↑ ●もりした千里の『辻立ちクイーンは、今日もいく!』 芸能界を経て政財界で活躍中。日々の活動、SNSでは書けないココだけのお話をお届け https://i.mag2.jp/r?aid=a6227149769f40&e=info%40self-c.net ※ワンクリックで簡単にお試し登録↑ ━━━━━━━━━━━━ 人気ライブ配信 [まぐまぐ!Live] ━━━━━━━━━━━━ MB×夏野剛 対談【3/15(火)22時】 https://i.mag2.jp/r?aid=a62271653b7044 活躍しつづける二人がずっと大切にしてきた/手放してきたモノとは ゼットスケーラー日本・アジア代表から学ぶ『外資系企業が求める人材』【3/12(土)10時】 https://i.mag2.jp/r?aid=a62271653bbe5a 現役経営者 金田博之が実践の詰まったMBA講座を無料で配信。 ━━━━━━━━━━━━ 注目の著者 独占インタビュー! ━━━━━━━━━━━━ 「『しっかり食べて健康になる』という思い込みは捨てましょう」─上野啓樹氏 https://i.mag2.jp/r?aid=a622715876cfcc 「組織に依存せず、ひとりで仕事を楽しみ、人生を謳歌する方法がある」─井ノ上陽一氏 https://i.mag2.jp/r?aid=a6227158773cf3 「ホームページ担当者がすぐに使える改善施策や解析手法を提供します」─小川卓氏 https://i.mag2.jp/r?aid=a6227158776fc1