※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                                            セルフ・カウンセリング          ♪ 自分の心に出会えるメルマガ ♪             ( ”イライラ””モヤモヤ”が解消できる!) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※                     第 376 号  2022 年 11月  1日 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※    新型コロナウィルス感染症の影響で苦しみのうちにあるすべての皆さまへ    心よりお見舞い申し上げます。    またその方々のために献身的に働いておられる医療関係者の皆さまへ    そして社会のライフラインを維持するために働かれている皆さまへ    感謝申し上げますとともに一日も早く元の平穏な日々に戻りますことを    心よりお祈りいたします。     **************************************    みなさん、こんにちは。    「 セルフ・カウンセリング ♪自分の心に出会えるメルマガ♪ 」    をお読みいただきありがとうございます。    みなさんは、セルフ・カウンセリングという言葉を    耳にしたことがおありですか?    これは、渡辺康麿氏が創案した、    書いて読む、一人で出来る自己発見法です。    私たちは、このセルフ・カウンセリングを学んでいるグル-プですが、    みなさんにも、ぜひ、この方法をお伝えしたいと思い、    同氏の著書を連載することにいたしました。    楽しくお読みいただけたら幸いです。   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜    連載になっております。興味のある方は、    バックナンバーからお読みいただくとわかりやすいと思います。       1号〜    「自分の心に出会える本」     23号〜    「自己形成学の創造」     32号〜    「セルフ・カウンセリングの方法」     62号〜    「自分って何だろう‐現代日本人の自己形成‐」    136号〜    「大人の自己発見・子どもの再発見」 176号〜    「自分を見つける心理分析」 286号〜    「避けられない苦手な人とつきあう方法」    334号〜    「わかっていてもイライラするお母さんへ」    356号〜    「小学生にわかっていてもイライラするお母さんへ」    376号〜 新連載「反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ」  バックナンバーはこちら→ https://secure02.red.shared-server.net/www.self-c.net/mg/index.html   〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜*〜・〜* ************************************** **************************************    人は、生まれてから今に至るまでの人生の中で、    いろいろな経験をします。        そして、その経験を通して、    「こうしなければならない」とか「こうあらねばならない」とかいう    その人なりのモノサシを形作っていきます。    自分の生い立ちを振り返ることによって、    無意識に取り込んできたそのようなモノサシに気づき、    そのとらわれから自由になっていく方法を    自己形成史分析といいます。    セルフ・カウンセリングという方法は、    このような、自己形成史分析という    自己探究の方法が基礎になっています。        ☆★☆ セルフ・カウンセリングとは? ☆★☆    セルフ・カウンセリングでは、    自分が経験した日常生活のある時の場面を書きます。        家庭や学校、職場での場面など、どのような場面でもかまいません。        テレビを見た時、本を読んだ時、一人で考えている時など、    相手がいない場面も大切な題材になります。    もちろん文章の上手・下手はまったく問題ありません。    専門知識も必要ありません。        自分が見たこと、聞いたこと、思ったこと、言ったこと、したことを、    時間の順にそのまま書くと、リポートになります。    まず、自分が何を悩んでいるのかわかります。    その悩みの奥に、どのような願いがあるのかわかります。        そして、相手の気持ちがわかります。        そうすると、自分と相手の気持ちを尊重しつつ、    心を通わせてゆくための知恵が生まれます。        人間関係のすべてに共通する心のからくりを、    自分の経験を通して学ぶことができます。 ************************************** **************************************              「反抗期とわかっていてもイライラするお母さんへ」       中・高校生の心が見えてくるセルフ・カウンセリング                                  渡辺康麿著  より抜粋                         ( vol . 1 ) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++          ─ はしがき ─             ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++  「最近の子どもたちは、無関心、無感動、無意欲だ」と、よく言われます。  そのような状況に対する危機感からでしょうか、  子どもの自主性ということが、あらためて注目されているようです。  思春期のお子さんを持つお母さんなら誰でも、  子どもの自主性を伸ばす、ということには大きな関心を抱いていることと思います。  けれども、その一方で「子どもの自主性を伸ばすということが大切なのは、よくわかります。  でも、実際には、どうしたら良いのかがわからないのです」  とおっしゃるお母さん方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。  子どもの自主性というものは、いったいどういう経験から生まれて来るのでしょうか。  私は、子どもの自主性の基礎になるものは、“自分自身に対する信頼”だと考えています。  たとえ、困難なことが生じても、  自分の力で何とかやり通せる、と言う自己信頼があれば、その困難に立ち向かっていくことができます。  でも、その反対に、  もし、この<自分の力でなんとかやり通すことができるだろう>という自己信頼がないなら、  子どもたちのうちに、自分から積極的に困難にぶつかってゆこうと言う意欲は起こって来ないことでしょう。  では、そのような子どもたちの自信というものは、  どのような経験を通して、子どもの中に育って来るのでしょうか。  人生とは、問題解決の連続だと私は考えています。  さらに、具体的に言うなら、  自分の責任で、自分の問題を解決していくプロセスである、と言い換えることができるでしょう。  誰であっても、自分の人生をほかの人に代わってもらうことはできないのですから・・・。  この問題解決過程はさらに、細かく五つの段階に分けてみることができるでしょう。  1、問題を自分で発見する。  2、いくつかの解決策を自分で考え出す。  3、その中から、最も適切な解決策を、自分で選びとる。  4、その解決策を自分で実行する。  5、その結果を自分で評価し、さらに新しい問題を発見する。  このような、一連の問題解決行動を、初めから終わりまで、  子ども自身が一人でやり抜いたとき、  初めて、本当の自己信頼感が子どものうちに生まれて来るのではないでしょうか。  とするなら、子どもが問題に直面し、自分自身でそれを解決しようとしている時、  親としては口出しや手出しをせずに、見守ることが大切だと言えるでしょう。  けれども、黙って見守るということは、なかなか難しいことです。  子どもが問題を解決できず、悩んでいる姿に動揺しない親は、いないことでしょう。  しかし、親が動揺すると、その親の動揺は、そのまま子どもに伝わり、子どももまた動揺します。  こんな時、親自身が自分自身の不安に気づき、ちょっと立ち止まって、自分自身を振り返ることが大切です。  親が自分の問題を、自分の問題として引き受け始めると、  子どももまた、不安に駆られず、自分の問題を自分の問題として、引き受けることができるようになります。  親がセルフ・カウンセリングすることによって、自分の不安に気づき、  その不安から解放されることによって、子どももまた、不安から解放されるのです。  親のゆとりが子どもに心のゆとりを与えるのです。  この本に体験記を寄せているお母さんたちは、  セルフ・カウンセリングを実践することで、そのような心のゆとりを獲得しておられます。  そして、そのゆとりから、お子さんたちに適切に対する道を自ら発見されています。  このささやかな体験記が、思春期のお子さんとの対応に悩んでいるお母さんたちの参考になれば、幸いです。  なお、体験記を書かれた方や、登場する方々のお名前は、すべて仮名です。  1997年7月                            渡 辺 康 麿                           つづく・・・  次回は    「 思春期の子供たちを理解するために 」    をお送りいたします。        どうぞ、お楽しみに!    皆様のご意見ご感想をお寄せいただけたら幸いです。  self_counseling2000@yahoo.co.jp  セルフ・カウンセリングには、  通学講座、通信講座など様々な講座があります。  詳しい内容はこちらから →http://www.self-c.net/sutady/index.html              →https://www.self-c.jp/study/self-counseling/  ご興味のある方は、下記の事務局までお問い合わせください。    一般社団法人生涯学習セルフ・カウンセリング学会    〒215-0003 神奈川県川崎市麻生区高石4-23-15  URL  http://www.self-c.net  電話 044-966-0485 ファクシミリ 044-954-3516  電子メール  self_counseling2000@yahoo.co.jp      ************************************** ************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■まぐまぐ大賞2022 投票受付中!〜12/6(火)12:00 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今年のNo.1メルマガを決めるのはあなたです! 早速このメルマガに投票する ⇒https://www.mag2.com/events/mag2year/2022/form.html?id=0000231376 ◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます ※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです ◎セルフカウンセリング♪自分の心に出会えるメルマガ♪ の配信停止はこちら ⇒ https://www.mag2.com/m/0000231376.html?l=got179cddb